Twelve ページ17
私がAの部屋に着くと、Aは布団にうずくまって寝ていた
一期「可愛らしい寝顔ですな…」
私はAの髪や頬に口付けをすると、揺すって起こそうとした
一期「A、起きてください。朝ですよ…??」
貴「ん……あと5ふん……」
一期「朝餉に間に合いませんぞ??」
貴「おねがい……いちご……」
……!?
この方は…何なんですかな??
お覚悟されたいのですか??←
一期「早く起きないとお仕置きしますぞ…??」
乱に教えてもらった耳つぶというものをしてみた
貴「ひぅ……い、一期様っ…!?//」
Aは飛び上がるように布団から起きた
一期「はっはっはっ、おはよう、A」
貴「お、おおおおおはようございます///」
Aは手で髪を梳かしていた
机の上には昔、私があげた櫛が置いてあった
一期「使ってくれているんだね」
貴「え、あ、う、はい…、一期様から頂いたものですから…」
一期「ならこれも貰ってくれるかな…??」
私が取り出したのは私の紋が入ったネックレス
ネックレスの意味は『あなたのことをつないでおきたい』『ほかの人のところに行ってほしくない』
そして束縛という意味を持つようだ
主殿が酔った勢いで教えてくれた次の日におーだーめいど?していたもの
いつか来るAに渡そうと思って…
貴「こ、これを私が頂いてもよろしいのですか…??」
一期「そうじゃなきゃ渡してないよ」
貴「なら……着けてくれますか…??」
この可愛い妻は何なのですかな…??
可愛すぎる
一期「もちろんだよ」
私はAの首にネックレスを着けた
やはり、似合っている
一期「似合っているよ。」
貴「ありがとうございます…!!//」
一期「さ、朝餉に向かおうか」
貴「き、着替えてからでいいですか…??」
一期「ええ、待っていますね」
貴「は、はいっ!!」
私は廊下に出て、Aが着替え終わるのを待った
待っている途中に機嫌がいいからなのか鼻歌が聞こえてきて、微笑んでしまったのは秘密…
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猫マシュマロ(プロフ) - 更新頑張ってください!この作品、大好きです!応援してます! (2020年9月11日 21時) (レス) id: 374dad9b55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲希・夏蝶(ほたる) | 作成日時:2020年4月20日 8時