5.ココア ページ5
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「…え、どういうこと？」
樹「そういうことなんじゃねーの？」
彼氏いるか、なんて
しかも人づてに聞くなんてどう考えても�爐修ΔいΔ海鉢瓩世茲諭�
「私、目黒くんと一度も話したことないんだけど」
樹「知ってる」
「本当に聞いてきたの？」
樹「…んー」
「え、それどういう反応？」
樹「あーもう無理、食えない。そろそろ帰んね？」
話のはぐらかし方といい、反応の曖昧さといい、全くといっていいほど信憑性が失われてしまった。
だけどあいにく今の私にはこの話を追求する気力なんかなくて、北斗との会話を無意識に頭の中で反芻してしまっている。
「だね、帰ろっか」
樹「コンビニでココアでも買って飲むべ」
樹も満足げに笑ったし、この話は一旦忘れといてあげようかな。
そもそも目黒くんが私のことなんて知ってるはずもないしね。
「あ、樹」
樹「んー？」
「明日、雨だから傘忘れないようにね」
樹「今言われても忘れるから、夜電話して」
「LINEでいいでしょ」
樹「電話でもいいだろ、どうせ暇なんだから」
こんな憎まれ口を叩かれても、私が樹を嫌いになるなんてことは絶対にない。
北斗とのことで辛かった時、樹がいてくれなかったら私は完全に壊れていたはずだから。
樹「ほら歩きスマホすんな、ぶつかるぞ」
さりげなく腕を引いてくれるこんな優しさも、私にとってなくてはならないもの。
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くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います！拗らせ北斗くん大好きです！続き楽しみにお待ちしてます！ (11月21日 13時) (
レス) id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 続き読みたいです。 (7月29日 16時) (レス) id: c9c9d458e3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 早く結ばれてほしい、別れた理由知りたいです。 (2023年1月8日 16時) (レス) @page35 id: 541c7ab773 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫野
| 作成日時：2022年11月26日 22時
