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「 ダイキ 、お腹へってない ？ 」
「 …へった 」
「 じゃあ朝ごはん食べに行こ ！ 」
「 うん ！ 」
すっかり打ち解けた2人は、手を繋ぎ部屋から出ました。
部屋の先似合ったのは、黒く染まった廊下。
明かりの灯ったランプがところどころに飾られていました。
「 暗いから気をつけて 」
天井にコウモリがいそうな雰囲気で、王子も少しびびっていましたが、繋がれた左手から黒王子の体温を感じることで安心することが出来ました。
少し歩いて、黒王子と王子はある一室に入ります。
そこには、白と黒のタイルが床に貼ってあり、白いクロスがかかった四角い机、それと 木の茶色い椅子が机の両端に2つ、部屋の真ん中に置かれていました。
「 座って待ってて 」
王子はそう言われ、座ろうとしました。
しかし、どちらに座ろうか悩みました。
結局向かって左側に座りました。
黒王子はその部屋の奥のドアを開け、中に入っていきました。少しすると、いい匂いが漂ってきて、王子はますます朝食が楽しみになりました。
「 ダイキ ー 、できたー 」
「 わ ぁ！めっちゃ美味しそう ！
ケイが作ったの ？！ 」
そうだよ 、と優しく微笑んだ黒王子はとても素敵で、
すごい！ 、と目を輝かせている王子もとても可愛くて、
いただきます を部屋中に響かせている2人は、この世で一番最高かもしれない。
「 ん 〜 っ、美味しい ！ 」
「 よかった！ 」
ケイシェフ が作った朝食は、トーストに目玉焼きを乗せたもの。間にはベーコンが挟まっていて、とても美味しそうです。
ここで王子は疑問を抱きます。
多分黒王子は大きいところに住んでいるのに、なんで誰もいないのだろう と。
王子にはじいやも、お手伝いさんも、食事を作ってくれる人もいます。
対して黒王子には、誰もいないような気がしたのです。
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いのちる@いのあり信者(プロフ) - 慧Loveさん» 読んでくださりありがとうございます(；；)鼻血が出るまでかっこよく描けていました？(T^T)嬉しすぎます！コメントありがとうございます｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2017年1月5日 13時) (
レス) id: dd04bd7b93 (このIDを非表示/違反報告)
慧Love - 読ませていただきました！黒王子の伊野ちゃんがめっちゃかっこよすぎて、鼻血が出ちゃうくらいです笑伊野ちゃん、攻撃受けなくてよかったー！大ちゃんもよくやったって感じです。二人とも幸せになれてよかったね！ (2017年1月5日 12時) (レス) id: 7a0f01942b (このIDを非表示/違反報告)
いのちる@いのあり信者(プロフ) - やぶんぶん*.さん» あああありがとうございます(；；)頑張ります｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2017年1月5日 10時) (レス) id: dd04bd7b93 (このIDを非表示/違反報告)
やぶんぶん*. - 初めまして！すっごく感動しました！小説で泣いたの初めてです 笑これからも頑張ってくださいね！ (2017年1月5日 9時) (レス) id: 8e8648704a (このIDを非表示/違反報告)
祈散@ねる米魚(プロフ) - 赤メガネさん» ありがとうございます(；；)嬉しいです！拐われたいですよね！ (2016年12月31日 9時) (レス) id: dd04bd7b93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：い の ち る | 作成日時：2016年12月30日 23時
