任せろ！ ページ19
〜 kojiken 〜
休憩の合間や楽屋に戻ってからも…
そんな薄着の衣装ちゃうのにブランケットに
包まれとるAちゃんが不思議やったから…
小島「……ちょっとごめんやで…？」
クール系に仕上げられたAちゃんの
メイクを崩さんように下瞼の裏を見たら分かった…
正門「……こじけん…？」
小島「……腰とか頭痛ない…？」
A「……えっ…？」
Aちゃんはきっと俺たちのことや仕事を
気にして言わんかったんやろうな…
小島「俺、姉ちゃんと妹居るから分かんねん…
もしかして…" あれ "来てるんとちゃうん…？」
俺の言葉で固まるメンバーが居ったけど…
目の前に居るAちゃんは『バレたか…』って顔やった…
A「ごめん…せやけど大丈夫やから…笑」
小島「大丈夫とちゃいますやん…？」
佐野「体温計持ってきたで！汗」
福本「……どうしたん…？汗」
小島「大晴、部屋の温度上げてくれへん？」
福本「えっ？ あぁ…おん…汗」
小島「薬は飲んだんですか？」
A「うん…朝も昼も飲んだよ…」
小島「ほな呼ばれるまで時間あるんで…
ソファーでええなら少し横になりましょ？」
正門「えっ…なになになに…？汗ﾎﾞｿｯ」
末澤「知らんがな…汗ﾎﾞｿｯ」
ﾘﾁｬ「……あぁ〜…なるほどな？
お前何でもっと早く言わんかってん？」
A「ごめん…汗」
ﾘﾁｬ「何か温かいの持ってくるな？」
A「ありがとう…」
小島「それだけやと寒いやろ…
俺の上着やけどこれ着ててください。」
俺とリチャくんがワチャワチャ動き始める中…
Aちゃんはソファーでこれでもかってくらい
小さく横になって…他のメンバーは目が点になってた…
姉ちゃんと妹が居る俺から…どんだけしんどいか分かる…
それやのにそないな顔一度も見せんと…ほんま凄いわ…
女の子って…痛い思いばっか経験すんねんよな…
これからAちゃんの体調管理は
このリーダー、小島健に任しときっ！笑
小島「何か欲しいのある？」
A「ううん…笑」
小島「ほな少し寝といてくださいねぇ〜？笑」
A「ありがとう…笑」
「「「 ……………？汗 」」」
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作者名：ええな | 作成日時：2022年9月7日 10時
