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A side .
一旦外に出た佐野さんが部屋に戻って来た。
「神ちゃんは……？」
マ「帰らせたわよ。……あと、重岡くんも」
「え、……大毅くんも来てたの？」
マ「うん。神山くんから連絡あったみたい」
「そっか……。二人に、なんて言ったの？」
マ「�� 念のため入院する �瓩箸靴�言ってないけど」
.
点滴のおかげでだいぶ楽になった身体。
あれから1時間ぐらい、ぐっすり寝てたみたい。
目が覚めてしばらくしたら、先生が検査結果の紙を持って戻って来た。
医『ゆっくり休めましたか？』
『はい、だいぶ、』
医『……血液検査の結果出たけど、伝えても大丈夫？』
その言葉に顔を上げれば佐野さんと目が合う。
大丈夫。
そう言い聞かせるみたいに、佐野さんは私の手を握ってくれた。
.
『……再生不良性、貧血、ですか？』
伝えられたのは、聞いたことあるようなないような、そんな病名だった。
医『赤血球とか白血球とか、血小板って言葉は知ってるよね？主に血液を作る三大物質なんだけど』
どうやら先生によると、私の血液の中にあるその三大物質っていうのがかなり少なくなってるらしい。
つまり、勝手に減少していく病気。
医『赤血球が減れば、顔が青白くなったり頭が痛くなったりする。めまいの原因は赤血球』
医『白血球が減ると感染症にかかりやすくなる。今回の熱も、そのせいだと思うね』
医『……あとは、血小板。これは聞いたことあると思うけど、白血病とかと同じ現象が起こりかねない。出血したら止まらない、とか』
ただ淡々と並べられる言葉。先生は随分と患者への対応が慣れてるらしい。
そりゃそうか。それが仕事だもんね。
でも私にとっては一つ一つが初めてで、重くて、まだ怠さが残る頭にはとてもじゃないけど入ってこない。
マ『……で、その病気は治療出来るんですか？原因は何なんでしょう？』
医『難病指定されてるような病気ですから、基本的には原因不明、としか言えませんね。治療に関しては人によるんですが……』
そう言いながら、目の前に次々と出される資料たち。
ただでさえぐらぐらする頭の中が、もうヒートアップしそうだった。
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(補足)『』表記は 過去 もしくは 電話相手の会話です
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まさな(プロフ) - 900票いきましたね！これかも応援してます！（他人感） (2020年1月13日 21時) (
レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
まさな(プロフ) - ぽんちゃーん！夜中はコメントありがとー！今更だけど800票おめでと！私900票いったときも、1000票いったときも！コメントするからねー！愛届ける！暇があったらボードとかでお話ししようね！私の中では親友だよ〜＼(^^)／ (2020年1月5日 18時) (レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーと - 更新楽しみにしてました！大毅くん、神ですね！感動して涙出てきました。これからも頑張ってください！ (2020年1月4日 23時) (レス) id: a242d67239 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - うわあああああ、大毅くん、最高です、ありがとうございます(；ω；)！！ (2020年1月4日 14時) (レス) id: 06910a2f85 (このIDを非表示/違反報告)
まさな(プロフ) - すご、700票嬉しすぎてヤバイー！1000票まで突っ走れー！ (2020年1月4日 0時) (レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2019年12月28日 23時
