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その日のレッスン終わり、俺は一人で病院に向かった。
俺らのマネージャーに聞いたら、二人ともまだ病院におるらしい。
場所は多分、この前行ったとこやろう。
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「……すんません、櫻木Aって人、運ばれて来たって聞いたんですけど」
看「櫻木様ですね……」
受付の看護師さんに、名前と事情を話したらすぐに病室を教えてくれた。
ドキドキした気持ちをグッと抑えて、言われた部屋に向かう。
「……ここか」
病院のほんまに奥にある病室。
多分芸能人ってことを踏まえての配慮なんやと思うけど、その薄暗い廊下が気持ちを余計に不安にさせる。
けどもう後戻りするつもりなんかなくて、その冷たく重たい扉に手を掛けた。
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中におったのは、マネージャーの佐野さんと神ちゃん。
そして、ベッドの上で寝てるA。
佐野さんと神ちゃんは、俺の姿を捉えるなり目丸くしてビックリしとる。
「……おっす、」
マ「重岡くん、」
神「シゲ……、なんでおるん」
「それはこっちの台詞やわ。神ちゃんこそなんでここにおるん？佐野さんに任せたら良かったやろ？」
神「それは……っ、」
あからさまに動揺しとる神ちゃんに近づきながら、ベッドを見たらAは気持ちよさそうに寝とった。
顔色はさっきよりずっとマシんなってて、素直に安心した。
と同時に、Aの腕から伸びる管の先を見て言葉を失った。
普通の透明なんじゃない、真っ赤な血みたいな点滴。
「……なんこれ、」
マ「……輸血」
「輸血……？なんで……？」
マ「さっき倒れたのは貧血のせい。だから輸血してるの」
ただ淡々と話す佐野さんと、すっかり黙り込んでる神ちゃん。
俺だって昔リハの時に貧血で倒れたことあるけど、輸血なんてしたことない。
普通、鉄剤とかちゃうんか？
「……A、ほんまに貧血なんか？なぁ、神ちゃん、そうなん？」
神「……うん。そうやで、」
ちょっと間が空いて、ようやく頷いてくれた神ちゃん。
でもどう見たって、何か隠してるようにしか思えんかった。
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まさな(プロフ) - 900票いきましたね！これかも応援してます！（他人感） (2020年1月13日 21時) (
レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
まさな(プロフ) - ぽんちゃーん！夜中はコメントありがとー！今更だけど800票おめでと！私900票いったときも、1000票いったときも！コメントするからねー！愛届ける！暇があったらボードとかでお話ししようね！私の中では親友だよ〜＼(^^)／ (2020年1月5日 18時) (レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーと - 更新楽しみにしてました！大毅くん、神ですね！感動して涙出てきました。これからも頑張ってください！ (2020年1月4日 23時) (レス) id: a242d67239 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - うわあああああ、大毅くん、最高です、ありがとうございます(；ω；)！！ (2020年1月4日 14時) (レス) id: 06910a2f85 (このIDを非表示/違反報告)
まさな(プロフ) - すご、700票嬉しすぎてヤバイー！1000票まで突っ走れー！ (2020年1月4日 0時) (レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2019年12月28日 23時
