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「な、何するの…ｯ！」
「んー、まあ個別検診って感じかな？」
「何それ、」
「これからわかるよ」
「……っ、…？！」
不意に顔を近づけられたと思ったら、＿＿耳を熱い何かがなぞっていく。
なかむが耳を舐めたのだ。
思わず身体を仰け反らせた。
「ｯちょ、や…！」
触手のように耳の中でうねる舌に、身体がやけにゾクゾクした。身をよじるも、両手を拘束されて馬乗りにされている状態だから何も出来ない。
ふぅ、と熱い息を吹きかけられる。
やばいって、それ、、!
「んｯ……や、やだっ、！」
「んー？大丈夫、もうすぐ発症するから」
「ひぁ…ｯ、」
堪えきれずに漏らした声に、なかむはニヤリと笑う。執拗に耳を攻めるのを止めてくれずに悶えていると、＿＿不意に身体が熱くなり始めた。
「なに、これ……ｯ、身体が、ぁ……」
「お、来たかな？」
「ｯ…」
じわじわと広がる熱さ。身体中が火照る感じがする。
なかむは一瞬動きを止め、段々と呼吸が上がる僕を見つめて満足そうな顔をしていた。
「今どんな感じ？」
「はぁっ、…はぁ……ｯなんか、熱く、て…ｯ、」
「胸がゾワゾワして、苦しい？」
「ｯ……うん、…」
「来たねぇ、発症」
「ぁｯ...?!」
耳たぶを甘噛みされると、おかしい、先程よりも敏感に感じるようになっていて、思わず背中を反らせながら顔を背けた。
やばい、さっきよりも過敏になってる…！
「ワイテル病には2種類の型があるんだ」
「やぁｯ…ん……〜！」
「ふふ…今のぶるっくみたいな状態、すなわち「誘惑型」と、襲いたくなる「獣型」。どっちも兼ね備えてるらしいけど、今回は誘惑型が触発されたね」
「はぁｯ…はぁ……ｯ、誘惑、型？」
「そ。まあ〜今日はこのくらいにしとくか」
「〜ｯん…？！」
呼吸が乱れて放心状態の僕の口へ、なかむは無理やり口付けをした。舌が絡み合って離れない。頭の奥がじんじんして、どうになかってしまいそうだった。
「っ……んｯ…ふぁ……んん…!」
苦しくて身体をよじらせると、なかむはそれに合わせるように僕の顎に手を添える。
「ん……っ〜!」
長い快楽の中、僕が呻いていると彼は顔を離した。
「お疲れ様、個人検診は終わりだよ」
そう言って彼はポケットからハンカチを取り出すと、僕の口元へ軽く押し当てる。
そのまま息をした僕の視界は段々とぼやけていって、気づけば意識を失っていた。
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鈴蘭(プロフ) - 莉那さん» うわ〜嬉しいコメントありがとうございます🫶🏻 続編もありますのでよければ~!! (9月5日 14時) (
レス) id: 2fab1d37c8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - ひなちぃさん» お久しぶりです、またお会いできて嬉しいです🥲 ありがとうございます、�兇諒�もちまちま更新しているのでよければ..! (9月5日 14時) (レス) id: 2fab1d37c8 (このIDを非表示/違反報告)
莉那 - やっぱり何度読んでも最高ですね！ (7月12日 20時) (レス) @page44 id: 69b8b4c83b (このIDを非表示/違反報告)
ひなちぃ(プロフ) - お久しぶりです。久しく読めてなかったんですよね……。ワイテル病�供�読んできまっす！ (2023年4月23日 17時) (レス) @page47 id: 8ae4718e57 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - まりんさん» 大丈夫ですよ〜、knさんが受けのｴﾁｴﾁですね^^ 次回作で書かせて頂きますのでよろしくお願い致します！😌 (2023年4月1日 23時) (レス) id: 2fab1d37c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2022年9月2日 20時
