君はヒーロー 男主×ru ページ13
ruside
＿＿＿
「あのッ…、今週の日曜オフですかっ！？」
『んぁ？オフやけど、デートのお誘いですか〜？』
くすくすと笑いながら「どこ行く？」と話すA君
好きだなぁ…。
＿＿＿
つい最近の出来事を夢で見た
幸せ…、明日が日曜かぁ…。
スマホをちらっと見る
「……、朝、9時…？待って仕事ある！！！！」
あ”ぁッ〜！！！最悪！！！
急いで服を着て、仕事場へ向かう
＿＿＿＿
はぁ…、間に合った…。
楽屋でふぅ…とため息をつく
こんこん
「はい、どーぞー！」
「すみません」と、スタッフさんが楽屋に入ってくる。
「どうされました？」
不自然に息を荒くしているスタッフさんを不思議に思いながら質問する。
「あの…♡」
背筋がゾクリとした。
スタッフさんが目の前でズボンを脱いだからだ。
「ちょ、何してるんですかっ！」
「ラウールさんの事が好きだったんです、はぁ…♡」
押し倒され、服に手を入れられる
「やめてくださッ…んん”ぅ”！！！」
「ん…♡暴れても無駄ですよ？」
いきなりキスをされた…。
「ここのフロア、あまり人が通らないんです。助けを求めても無駄ですよ♡」
確かに、ここのフロアはあまり使われない。
どうしよう、僕の初めてはA君にあげたいのにっ…。
スタッフさんは、あろうことか僕の顔の前でパンツを脱いだ
もうだめだ…。
こつ…こつ…。
諦めて目を閉じた時、聞き慣れたブーツの音がフロア中に響いた。
この人に賭けるしか無い。
「っ…！！！A君助けてっ！！！！！」
外で『ラウ！？』と叫ぶ、あの低い声と走るブーツの音が聞こえた。
「てめぇっ…！！」
スタッフさんが服を直し、楽屋から逃げようとしたその時。
ぴたり、とブーツの音が収まった
壊れるくらいの勢いで扉を開けるA君
『……お前、何してんねん。』
阿部ちゃんの様な、三白眼でスタッフさんを見下ろすA君
康二君とそっくりな可愛くてかっこいい顔が、怒りで歪んでいた。
まるで別人。
『ラウ…。警備員呼んできて。」
それだけ言うと、スタッフさんの胸ぐらを掴んだ。
「わ、わかった！！」
楽屋を飛び出た後に聞こえたスタッフさんの悲鳴は聞かなかった事にしよう。
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虹色のしっぽが付いた雪だるまのジャス民は我々だ！(プロフ) - 恵美さん» 今気づきました、すみません。面白いと言って頂けて嬉しいです！更新が遅くなってしまいますがこれからも宜しくお願い致します。 (1月29日 15時) (
レス) @page23 id: 1abf67a7a1 (このIDを非表示/違反報告)
恵美(プロフ) - 面白くて2週してしまいました！次の更新も楽しみにしています^ ^ (1月17日 20時) (レス) id: 0a1f78866d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹色のしっぽが付いた雪だるまのジャス民は我々だ！ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/white07121/
作成日時：2024年1月6日 1時
