ホ ワ イ ト 系 女 子 【∞】- 2 -

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病院に着くと、ストレッチャーを準備して待ってくれてて



すぐに処置室に連れていかれた。







村「おん、大丈夫や、仕事は仕事やからな。しっかりせえよ」



渋「今ついた。大倉にはひなが電話してるわ。ごめんな仕事中。よろしくな、うん。」




年上のふたりはこんな時でもしっかりしてて


横山くんと大倉に伝えてる。




俺ら３人は椅子に座るだけで


何もできひん。






村「大丈夫や！絶対こんなんで死なんて」



渋「あいつのタフさは亮にも負けんからな」



錦「…」


安「…」


丸「…そやなっ！ちょっと疲れてただけやんな！」


錦「ちょっと疲れてただけであんなんならんやろ！」



「………」



渋「亮。」


錦「ごめん、なさい。」




またやってもうた。

俺の悪い癖。


明るくしようとしてくれたのに。





安「今ごろあったかくしてもろて多分ほっとしてるわAも」



村「そやな、」


渋「寒い所からこたつ入るやつやな」


丸「あれ気持ちいいもんね」


錦「…」





処置室からベッドが出てきた。


ベッドには色んな機械に繋がれたAがおって、



でも、さっきと比べもんにならんくらい


顔色が良くて、ほっとした。




医「一命は取り留めました。
忙しいとは思いますが体温が戻るまでは入院ですね。」



村「ありがとうございました！」





みんなで頭を下げて、

入院の説得すんの大変やなぁ、なんて思ったら強ばってた顔の筋肉が緩んだ気がした。







医「何か異変がありましたらナースコールしてください。」




お医者さんにもっかいお礼を告げて808号室に行った。



しばらくして大倉と横山くんも来て、

マネと8人でAの目が覚めるのを待った。





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