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その拾参 昔噺 ページ15

「いやはや!久しいねA殿」

「少し見かけない間にまた綺麗になったんじゃない

のかい?桔梗のような髪も美しいがの傘もA殿が

持っていると余計に品が出るなぁ」


「うるさい」


肩を組んできた童磨の顔を拳で砕く


「あははは!流石は上弦の弐、目にも止まらぬ早業
なことだ!」


「アンタの冗談に付き合う暇はない。アタシは青い

彼岸花を無惨様の為にも見つけなくてはならない」


今日は運が悪い 何故こいつと出会ってしまったのだ


「俺も頑張ってはいるんだがなぁ」

「あらそう。それじゃあね」

後ろから童磨の「話の途中だよ?!」と言う声が聞

こえたが面倒なので無視して目的地に向かった



__無陽の杜

太古の昔より変わらず存在し続ける

獣達から情報を得た。ここになら青い彼岸花がある


獣達は人間の知り得る事も無いことを知っている

とはいえ、鬼舞辻ですら何百年かけても見つからな

い青い彼岸花が何故無陽の杜にあると思ったのか

もしかしたら、私は無陽の杜に帰りたいと心のどこ

かで思っていたのかもしれない

その拾肆 昔噺→←その拾弍 昔噺



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設定タグ:鬼滅の刃   
作品ジャンル:アニメ
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わか(プロフ) - あさん» こちらにもコメントありがとうございます!ゆる〜く作っていこうと思います笑 (2019年10月25日 18時) (レス) id: 31dd19e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
- 心無しの唄からきました、とても良かったです(;_;)是非色んな作品を書いてください、楽しみにしています。 (2019年10月24日 21時) (レス) id: 87b58a18e6 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - なーいすぅんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! (2019年8月18日 17時) (レス) id: 31dd19e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
なーいすぅん - 感動的なエピソードを読ませていただきありがとうございます。 (2019年8月16日 17時) (レス) id: 10dab831c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わか | 作成日時:2019年6月22日 23時

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