その拾参 昔噺 ページ15
「いやはや!久しいねA殿」
「少し見かけない間にまた綺麗になったんじゃない
のかい?桔梗のような髪も美しいがの傘もA殿が
持っていると余計に品が出るなぁ」
「うるさい」
肩を組んできた童磨の顔を拳で砕く
「あははは!流石は上弦の弐、目にも止まらぬ早業
なことだ!」
「アンタの冗談に付き合う暇はない。アタシは青い
彼岸花を無惨様の為にも見つけなくてはならない」
今日は運が悪い 何故こいつと出会ってしまったのだ
「俺も頑張ってはいるんだがなぁ」
「あらそう。それじゃあね」
後ろから童磨の「話の途中だよ?!」と言う声が聞
こえたが面倒なので無視して目的地に向かった
__無陽の杜
太古の昔より変わらず存在し続ける
獣達から情報を得た。ここになら青い彼岸花がある
獣達は人間の知り得る事も無いことを知っている
とはいえ、鬼舞辻ですら何百年かけても見つからな
い青い彼岸花が何故無陽の杜にあると思ったのか
もしかしたら、私は無陽の杜に帰りたいと心のどこ
かで思っていたのかもしれない
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わか(プロフ) - あさん» こちらにもコメントありがとうございます!ゆる〜く作っていこうと思います笑 (2019年10月25日 18時) (レス) id: 31dd19e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 心無しの唄からきました、とても良かったです(;_;)是非色んな作品を書いてください、楽しみにしています。 (2019年10月24日 21時) (レス) id: 87b58a18e6 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - なーいすぅんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! (2019年8月18日 17時) (レス) id: 31dd19e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
なーいすぅん - 感動的なエピソードを読ませていただきありがとうございます。 (2019年8月16日 17時) (レス) id: 10dab831c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2019年6月22日 23時