その弐拾 ページ22
考え込んで一日は経過した
無陽様にも産屋敷の事を伝えた
「私の力が無くなってきている事とお前の事は関係ない」
「お前はこの杜の為に尽くしてくれた。何を文句が言えようか」
「獣達も分かっている。A、過去は戻らない」
「Aが犯してしまった罪は消える事は無い」
「だが、今守れる命があるのならお前はやるしかないんだ」
「A、愛した男との約束を忘れたか。暗闇で死ぬんじゃない。陽の元にゆかねばならぬのだ」
無陽様は私を責めなかった
無陽様の言葉を聞いても私は決心がつかないままだった
桔梗との約束、陽の元で死ぬ
それを果たす事が出来るかもしれない
だけど怖かった
鬼殺隊の本部へ行けば殺されるのではないかと考えてしまう
結局、私は杜や獣達、殺してしまった人達の事よりも自分が大切なのだ
もしかしたら救える命があるかもしれないのに
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わか(プロフ) - あさん» こちらにもコメントありがとうございます!ゆる〜く作っていこうと思います笑 (2019年10月25日 18時) (レス) id: 31dd19e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 心無しの唄からきました、とても良かったです(;_;)是非色んな作品を書いてください、楽しみにしています。 (2019年10月24日 21時) (レス) id: 87b58a18e6 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - なーいすぅんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! (2019年8月18日 17時) (レス) id: 31dd19e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
なーいすぅん - 感動的なエピソードを読ませていただきありがとうございます。 (2019年8月16日 17時) (レス) id: 10dab831c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2019年6月22日 23時