ﾄﾞｸｾﾝﾖｸ ページ12
Ryuto side
ふわふわの髪、長い睫毛、消えてしまいそうな透き通った肌の色
愛おしいくてたまらなくて、俺の胸の中で規則正しい息を立てながらすやすや眠っているA
この寝顔を見れるのだって、
淡いピンク色の小さな唇をいつだって奪えるのだって、
こうやって素肌に触れて可愛がれるのも俺だけ...
独占欲あるほうではないはずだったんだけどね、
やっぱりAが他の男の子と楽しそうにしてるの見ちゃうと、余裕なくしちゃう
ロングスリーパーじゃないAをこんなに深い眠りにつかせちゃうくらいには昨晩だいぶ疲れさせちゃって申し訳ないな、とは思いつつ
弱々しいとろけそうな声で俺の名前を呼んで、俺のこと欲しがるAを見ないと落ち着かないから仕方ないんだ
スーッと頬をゆっくり撫でて少しだけ唇をつける
こんなのだって俺にしかできないからね
A: りゅ、、と？
龍斗: ん、起こしちゃったね、ごめん
A: ううん、だいじょぶ
龍斗: ちゃんと寝れた？
A: うん、っあ...りゅと！
まだ目覚めたばかりのAはまた無防備すぎて可愛いし、その可愛さを俺の中に閉じ込めたくてぎゅーっと抱きしめる
A: ん、く、苦しいよりゅーと
龍斗: 俺も
A: え？
龍斗: Aは俺といるときだけ楽しそうにして、優しく笑ってくれればいいんだよ
A: うん...？
わかってない、よね
多分Aが思ってるよりも俺はAのことが好きで好きでたまらないから
Aの首元に顔を埋めて、
"俺の"という印をひとつ咲かせる
A: ね、そんなとこつけたら見えちゃう...
龍斗: じゃあ、俺以外の男と仲良くしないって約束してくれる？
A: ...わかった
龍斗: ん、いいこ
頭に手を添えて優しくキスを落とす
A: 私も…龍斗につけていい？
龍斗: 俺に？俺はAとしか近づいたり触れたりしないんだけどなあ
A: わ、わかってるけど、、！おそろいしよ？
龍斗: ふふ、かわいいね、いいよ？
Aを不自由にさせたいとかじゃない
俺のAだから、愛おしいし大切だから、
これもきっとひとつの愛情表現だし、安心してもらうためならルールで縛ったっていいでしょ...？
__
続く (更新停止中)
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かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年6月17日 21時) (
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作者名：ようぴょん** | 作成日時：2019年6月17日 20時
