【短編集】男同士でも良いですよね？【男主】

緑間真太郎・黒子のﾊﾞｽｹ【絶対に言えない!!】 ページ20

・
緑間side


「先輩!」

緑間「何なのだよ」

「3Pシュートのコツ、教えて下さい!」

緑間「知らん」

「えぇー!?」

緑間「高尾にでも聞くのだよ」

「でも、高尾先輩が緑間先輩に聞けって」

緑間「高尾...!」



4月になり、新しい後輩が入部

Aは帝光中に在籍していた時代からの後輩で、秀徳高校バスケ部に推薦入学したらしい

あの頃は練習熱心な後輩だったのだよ

でも、今では以前よりも鬱陶しさが増したのだよ...



「緑間先輩!俺、先輩方が卒業した後も全中優勝しましたよ!」

緑間「帝光バスケ部ならば当然なのだよ」

高尾「真ちゃん、もう少し褒めてやっても良いんじゃないの?」

緑間「ふん!」

高尾「あはは...いやでも、Aはスゲェよ!帝光でキャプテンやってたんだろ?それに全中も制覇って!マジでヤベェよ!!」

「えへへ((ﾃﾚﾃﾚ」



Aは他者から見ても優秀な選手なのだよ

ドリブルは青峰には及ばんが黄瀬と同格

シュートは精密で正確

監督やコーチ、部員からの信頼も厚い(実際に赤司も信頼していたのだよ)

何年後かにはキセキの世代を倒すかもしれん

まぁ、勝つがな



もっと他の高校からの推薦も多かったはずなのだが...

なぜ秀徳を選んだのか、理解が出来ん



黄瀬「遊びに来たっスよ!」

緑間「帰れ」

「黄瀬先輩、いらっしゃい!」

黄瀬「緑間っち、酷いっスよ!A〜」

「もう...よしよし〜ww」

黄瀬「馬鹿にしてない?」

「してないですよ!」

黄瀬「...A、海常(コッチ)来ないっすか?」

緑間「やらんぞ!!」

「へ?」



黙って聞いていれば、勝手に何でも言いやがって...!

Aは秀徳の選手だ

絶対にやらん!!



黄瀬「うわぁ...ガードがキツイっスねぇww」

高尾「www」



なぜ笑っているのだ?

可笑しいことは言ってないのだよ



黄瀬「じゃ、帰るっスわ」

「そうなんですか...さようなら!」

緑間「2度と来るな!」



高尾「真ちゃん、俺帰るわ。じゃあね、A!」

「あ、はい!お疲れ様でした!」


〜



緑間「ふぅ...」

「100本3Pシュート、終わったんですね。お疲れ様です」



緑間「そういえば、なぜAは秀徳に来たのだ?洛山からも推薦が来ていただろう」

「赤司先輩からなら来てましたよ」

緑間「なぜだ?」



「...内緒、です!」

緑間「なっ?!」



入学理由位、答えれば良いだろうが



「(緑間先輩に憧れて入学したとか、絶対に言えない!!)」



・

hit数1000以上、ありがとうございます!!

大切なお知らせ→←続き

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す