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戻ってきたら楽屋には
スマホの画面をニヤニヤしながら見つめてる
大輝くんの姿しかなかった








花村「何でそんなにニヤニヤしてんすか」



工藤「は、?してねーし」



花村「してますよ!!そんなことより大輝くんご飯行きません?」



工藤「今日はパス」



花村「そんなぁ…」



工藤「あ、想太このあと暇?」



花村「話聞いてました?暇ですよ!!」










一緒に帰ろうと誘ってくれたけど
それなら一緒にご飯行けばいいじゃん、と
内心では大輝くんに訴えてる




それに、"帰ろう"って言ったのに
大輝くんの家とは明らかに方向違うし
その本人はなぜか上機嫌だし…









アイドル関係かな、と勝手に思い込んでたら
ある店の前まで来てその考えは違うことに気づいた
同時に上機嫌な理由も分かってしまった










『お疲れ様です』



工藤「そっちもお疲れ様」



『わざわざ来ていただいてありがとうございます』



工藤「ぜんぜん、気にしないで」










俺の幼馴染で彼女の夏樹と話してる大輝くんの嬉しそうな顔が見れたから
メンバーにも見せたかったなと心の中で思う









『あれ、想太もいる』



花村「いや、さっきからおったで!!」



『うそうそ笑 これ、想太にあげようと思って
ごめんね、こんな所まで来てもらって』



花村「やったーありがとうな!!久しぶりに顔見れたからええねん」



工藤「じゃあ、帰るわ。またな想太」










二人と挨拶をしてから振り返ると
並んで歩く二人の姿
誰が見たって美男美女カップルだ









花村「やっぱりお似合いやな」









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設定タグ:Da-iCE , 工藤大輝   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちぃ | 作成日時:2019年6月9日 0時

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