【黒バスｘハイキュー！！】私の居場所は何処ですか？4th

居場所１３５　月島side ページ37

西谷さんに先越された。ていうか、あんな公共な場でする普通。



それに、王様にもこの光景は見られてた。今回だけは僕も同意で


怒りを感じた。



特に、Aの顔が赤らんだ事に、胸騒ぎがした。



あの顔、誰にも見せたくないから、僕は彼女をクラスへと引き戻そうとした。



なのに…




貴 「ごめん。ちょっと…一人にしてくれますか」



この時だけ、何で僕と一緒にいかないんだと、自分勝手な思いが湧いてきた。



Aの背中が僕から遠く離れていくように見えた。




月 「クソっ…」



僕も、彼女に告白したい。けど、これ以上彼女に負担を掛けたくない。




ヘッドフォンを付けて音を大きくする。



月 (クラシック…か)



偶然にも流れ出てくる曲はクラシック。




曲は清らか、僕の今の状態とは正反対。



チラッと窓の外を見ると、丁度あの中庭にある大きい気が目に入る。



そして、それに寄りかかっているAの姿も。



僕は上から下へ、彼女は下から上へと、同じ風景なのに間逆の角度から見ている。



月 (もう、違う風景を見るのは嫌だ)




同じ風景を、同じ位置でみるんだ。隣どうして。




だって、君の隣は、僕以外いないデショ。

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