【黒バスｘハイキュー！！】私の居場所は何処ですか？4th

居場所１２６　黒子side ページ28

貴 「へ？」


驚きを示す彼女の顔。これは、明らかに気がついてなかったんですね。


僕が彼女に優しくし続けてたのは、仲がいいだけではなく


彼女を純粋に好きだから。



黒 (他人には敏感なのに、どうしてこういうのだけ鈍感なんでしょうか)



黒 「気付いてなかったんですか？僕だって、


黄瀬君も含めて奇跡の世代はほとんど貴方に惚れているんですよ？」



貴 「はぁ？！」



何時もの落ち着きは何処に行ったんですかAさん。


しかも店内です。注目を凄い浴びてるんですが。彼女が←




貴 「じゃ、じゃぁ前涼太君が言ってた『好きッスよ』って…」



黒 「はい、告白です。


こっちの身にもなってください。あの後散々彼からメールが来て困ってたんです」



貴 「ごめんなさい…」



反省する彼女。



黒 「その顔、可愛いですね」



貴 「？！///」



ぁ、顔が少し赤くなってる。可愛い。本当に…



貴 「でも私…」




黒 「分かってます。返事がないんですよね」



無理もない。急に言われた告白でしたし、今まで恋愛とかに注意を向けたことのない彼女にとって



整理しなくてはならない事が沢山あるから。




黒 「考えておいてくださいね。



僕も、多分彼らも、貴方の返事を待っていますから



((チュっ」




店を出ようと立ち上がり、この言葉を残しながら彼女の額にキスをする。




もうその意味を知ってる彼女は「ぅ、うん」としか声を出せなかった。




((チリン



ドアについてる鈴が鳴り、僕はお得意のミスディレクションを使い、彼らの所に行く。




僕達の後を付けてた三人組に。




黒 「貴方達に負けません。」




宣戦布告を残して。

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