【黒バスｘハイキュー！！】私の居場所は何処ですか？4th

居場所１１４ ページ15

貴 「本当に申し訳御座いません…」



西 「いいっていいって！」



あの後、私は結構泣き続いた。今まで溜め込んでた恐怖、全部が涙として体から出たようだった。




そしてそれをずっと静かに支えてくれた夕先輩には、感謝しきれない。



本当に、本当に烏野に来て良かった。




貴 (目、結構酷いことになっちゃった)



あれほど泣いたんだ。これくらい目が赤く腫れ上がるのも当然。





田 「おぉ！ノヤっさんにA！」



廊下の先にいた田中先輩が元気よくこっちに走ってきたと思ったら




何故か急停止。しかも走りの途中。物理的に問題だぞ←




田 「ど、どうしたんだA？！その目！！誰かにやられたのか?!」




焦りを見せて私の顔を拝む先輩。




貴 「ぁ、いえこれはｓ 「ノヤッさん泣かせてねーだろうな！」「俺が泣かす訳ねーだろ！！」




すぐ横にいた夕先輩に変な誤解が向かれている。




田 「だってお前今晩こいつに言ったんだろ？！」



へ。





貴 「ぁ、あの、夕先輩は何もしていません！



私を、その、庇ってくれたんです。」





私の言葉で動きを再び止めた田中先輩。貴方はあれですか、ねじ巻き人形ですか。




田 「は？」




私は大まかに先ほど起こった出来事を先輩に告げ、夕先輩も付け足しを含めてた。




主に赤司君の悪口だけど。




西 「とりあえず、皆を集めて赤司の野郎の説明をしたほうがいいぜ！



龍、集めてくれるか」




田 「おぅ！」




それだけ言い残し、何処かへ走り出す田中先輩、結構元気余ってますね。





西 「俺達も、行くぞ。」




((ギュっ




私の手を握り、引いてくれる先輩。




ほんのりだが、耳元が赤く見えた。




そういえば先輩、何を私に言いたかったんだろう…

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