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said八乙女
八「で、どうするよ」
薮「んー…本人が入院するって言ってくれない限り入院は無理だしなぁ。でも先生にも出来るだけ入院する方向で考えてって言われてるし…」
やまだが寝ている間、俺の部屋で作戦会議
ちなみに、喋ってないけどけいともいる笑
八「ん〜、どうするかぁ…」
あれこれ話し合ってるんだけど、いい方法が浮かばない
岡「あのさ…」
そんな中、ずっと黙って聞いていたけいとが口を挟む
八「ん?」
岡「入院しなくてもいいんじゃない?」
八「それって…どういう…?」
岡「あの部屋あるじゃん、地下の。治療するための部屋みたいなとこ。あそこで出来ないかな?」
…あ〜、あそこか
確かに、そこなら医療設備も多少はあるし、出来るかもしれない
お医者さんにも来てもらえるし
本当にたまにしか使ったことないから存在すら頭になかった笑
八「いいじゃん。けいとナイス!」
薮「俺も賛成。先生に連絡してくるわ」
…てことで、俺も行動開始
まずは地下に行って、窓を開け、空気を入れ替え
うちの地下は、一部が吹き抜けになってて地下にも日の光は入る
実はこの部屋の掃除とかは業者さんに頼んでるからあんまり来ることもなかったんだよね笑
この部屋は、JUMP全員がすごい病院苦手なやつばっかりだし、しょっちゅう体調崩すからさ…事務所がそういうシステム備えてくれた部屋なの
本当にたまにしか使わないからシーツとかも掛けないと…
と忙しく動いている内に、けいとがやまだを連れて来た
八「いらっしゃーい…ってやまだ何で泣くの笑」
途端にけいとに引っ付いて泣き始めちゃった
山「クズ…って…んっ泣」
岡「多分ここの雰囲気で怖くなっちゃったんだと思う…笑」
八「あぁ、なるほどね笑」
この部屋ちょっと変わってるしな…
ベッドが部屋のほぼ真ん中にあったり、枕元に酸素の機械とか点滴用のスタンドとかあるし…他にもよく分からない物が色々
俺でもここはちょっと遠慮したい笑
それでも家だし、病院よりかはマシだけど
八「やまだ?とりあえずベッド行こ?立っとくのしんどいでしょ」
山「やぁ…泣」
グズグズ泣いてるやまだに話し掛けると、さらにギュッとけいとに引っ付いてしまった
岡「怖くないよ。ここお家だからね。…よいしょっ」
優しく話すけいとは、そのままやまだを抱き上げてベッドに寝かせた
山「やっ…けーと行かないでっ…泣」
けいとの服を掴んで離さないやまだ
もう先行きが不安しかない…笑
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はにーもやし - 面白いです!どうしても続き読みたいです! (2019年3月2日 18時) (レス) id: 1ee02ce53e (このIDを非表示/違反報告)
かん - 続き楽しみにしてます! (2018年6月22日 4時) (レス) id: 669b41d1fe (このIDを非表示/違反報告)
ツッキー - 続き書かないんですか? すごく、続きが気になります♪ (2018年6月10日 14時) (レス) id: a0e194d22e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきゆき - 山田くんのお話は終わりですか?あとリクエストしてもいいですか?いつも楽しみに見させてもらってます! (2018年4月21日 8時) (レス) id: 2d9fb665d0 (このIDを非表示/違反報告)
アリオンズ(プロフ) - 楽しみにしてます!! (2018年3月23日 21時) (レス) id: 4c800669a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2017年4月28日 21時