【JUMP】シェアハウス！

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side有岡

もう、今の状況が嫌で嫌でしょうがない

こうなったのは自分のせいだけど、いのちゃんの手で出してもらうしか方法がないなんて…

恥ずかしさと申し訳なさとお尻の気持ち悪さで涙が止まらない

伊「お腹触るね」

いのちゃんは声は優しくとも、言ってることややってることは全く伴っていない

その証拠に、ほら、今も俺のお腹をグイグイ上から下に押し出している

有「…っ…たっ…たい…いのちゃっ…ﾋｸｯ…ﾋｸｯ…泣」

お尻に指は入ったままだし、お腹押されて痛いし…こんなのもう嫌だ！

我慢の限界…そう思った時、お腹にあったいのちゃんの手が止まった

伊「こんなもんかな…だいちゃん、お腹に力入れてみよっか」

えっ…そんなことしたら出ちゃうじゃん…

有「やだ！泣」

伊「大丈夫だよ。出やすいようにしたから、いきんでみて？」

そういうことじゃないってば…

説明しようにも、もう何もかもが嫌で上手く言葉が出てこない

そうこうしているうちに、いのちゃんの指がまた動いたのがわかった

有「やぁっ…泣」

伊「だいちゃん、お腹押すから力入れようね。せーの！」

考える間もなく、またお腹がグッと押され、思わず力を入れてしまった

伊「うん、その調子。上手だよ」

ほんとに恥ずかしいんだけど、久々にきたこの感覚に頑張ってしまう

途中、時折動く指が気持ち悪くて腰が引けるのを、何度もいのちゃんに戻された

有「んっ…っ…っ…っはぁ、はぁ、はぁっ…」

伊「ん、大分いいね。一旦休憩しよっか」

息を切らしていると、いのちゃんは休憩と言って指を抜いてくれた

有「…のちゃん、まだやるの？」

動くかないでと言われ、背中越しにタオルを掛けてくれるいのちゃんに聞いてみる

まだ残っている感じはするけど、後はもう自分で出来そうなんだよね

伊「ん？後ちょっとだから頑張ろうね」

…いつになく優しく、有無を言わさぬ姿勢

有「でもっ…」

伊「はい、休憩終わり。力抜いてよ〜」

言いかけたら、いのちゃんの指がまたお尻に添えられた

有「っ、やぁぁ…泣」

すぐに入ってくると思いきや、今度は指が出たり入ったりとマッサージされる

伊「ここ解してたら楽だからね……よし、オッケー。入れるよー｣

抑えられて動けず、泣きながら耐えていると、さっきと同じ大嫌いな感覚に再び襲われる

ここからは全く同じ

気持ち悪いし、痛いし、恥ずかしいし…本当に辛い時間

漸く終わったと思ったら、いのちゃんが「もう１回ね」って…

もうやだぁ

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