【JUMP】シェアハウス！

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外からノックする音が聞こえて、迎え入れる

山「はーい、どうぞー」

「おじゃましまーす…って２人何してんの」

抱き合った俺らを冷めた目で見てくるのは、この家のしっかり者やぶちゃん

山「知念が熱あるのー。それより手伝って？」

こっちこっちと手招きして、さっき思いついたことを耳打ちする

薮「りょーかい」

やぶちゃんはそれだけ言って部屋を出ていった

何するかって？

解熱剤入れるだけだよ…座薬のね

山「ちね〜ん、今からちょっとガマンね」

やぶちゃんが座薬を持って戻ってきたので、寝かせて動けないように抑える

知「いやぁっ(泣)」

あまりに暴れるから、やぶちゃんにちねんを抱きしめてもらって身動きできないように固定する

山「じゃ、いれるよー」

座薬をつまんで、先のとがった方から押し込む

知「やっ、りょーすけぇ(泣)」

お尻に力を入れていて全然入っていかない

しょーがないな、ちょっと強引だけど…
グーっと指の第一関節が入るくらい押しこむ

知「いやぁぁぁ！いだい〜(泣)」

すんごい声で泣きじゃくるけど、入りきるまでは指は抜けない

知「…ﾋｸｯ…ﾋｸﾞｯ…ゆ、ゆび」

必死に指を抜けと訴えてくるちねん

山「もうちょっとね」

お、溶けてきたな

山「はい、終わり」

指を抜いて、未だに大泣きしているちねんを抱きしめる

やぶちゃんは、なにも言わず静かに出ていった

ごめんね、やぶちゃん！(笑)

知「もう、りょーすけサイテー、キライ」

見え透いた嘘言っちゃって。
俺の服つかむこの手は何よ(笑)

でも可愛いからちょっとイジワルしたくなっちゃう

山「へぇ〜、じゃあもう抱っこおしまいね」

知「や、やだ！…大好き、りょうすけ」

突き放した途端のこの甘え

ギューって抱きついてくる

そうそう、これこれ
これからもずっと甘えてね、ちねん

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