第５８話 ページ10
〜道中〜
杏奈さんと別れてから僕は兄さんに物凄く心配されていた
野坂「ねぇ、ほんとに大丈夫なの？」
A「大丈夫だよ、というかこれさっきから僕何回も言ってるよね？」
A「兄さんは心配し過ぎだよ・・・」
野坂「いや、普通は心配して当然だよ！！今のAの状態はかなり危ないんだから！！」
いや、確かに目的を達成するまで倒れないって言ったことを破ってしまった僕も悪いけどさ・・・
野坂「とにかく今日はお見舞いが終わったらすぐに休むこと！分かった？」
A「分かったよ」
何かお母さんみたい・・・
〜病院〜
受け付けを済ませて茜ちゃんの病室に向かうと灰崎君の姿が見えたので僕は少し離れたところで彼が出てくるのを待った
少しすると灰崎君が出てきた
野坂「今日は彼、出てくるの早かったね。一体どんな事を話したのかな？」
A「『茜、もうすぐだ・・・もうすぐお前の仇を討ってやるからな』とでも言ったんじゃない？」
灰崎君の姿が完全に見えなくなったのを確認して僕は病室に入った
〜宮野茜の病室〜
A「茜ちゃん、お見舞いに来たよ」
そう言うと僕の方に顔を向ける茜ちゃん
A「ごめんね、今日はお花持ってきてないんだ」
A「茜ちゃん、僕達の計画は予定通りだ」
茜「うん、分かってる」
A「悪いけど、もう少しだけ付き合ってもらうよ」
それからはしばらく他愛のない話をして病室を出た
〜病院・廊下〜
看護婦「野坂君、これ貴方のかしら？」
と看護婦さんの手にあったのは僕のピルケースだった
A「そうです。届けてくださりありがとうございます。」
これがなかったら色々とヤバかったよ・・・
看護婦「お礼なら私じゃなくて届けてくれた女の子に言ってね」
A「女の子・・・？あの、その子の名前は？」
看護婦「オレンジの髪色の子で名前は聞かなかったから分からなかったわ。でもあの制服からして雷門中の子ね」
A「そうですか・・・」
きっと杏奈さんだな
A「ボソッ)話を聞かれてたならマズイな・・・」
野坂「大丈夫だよ、彼女は話を聞いてないよ。それにすぐに病室から離れたし」
A「そう、ならいいけど・・・」
その後、病室から帰ってきた僕はいつもより早めに眠りについた
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神城マリア(プロフ) - 続きが読みたいです、更新お願いします！ (2019年9月21日 23時) (
レス) id: 72d54c6370 (このIDを非表示/違反報告)
凪月(プロフ) - あの、、野坂くん(お兄さん)は幽霊ですよね、、？なんか、まるでそこに存在するみたいになってませんか？初めは西蔭くんが指摘してましたけど今は(54話)では全く指摘されず、むしろご飯食べてますよね。なんでですか？？ 少しそれが疑問に思いました。 (2019年7月3日 6時) (レス) id: 5a7bc4d599 (このIDを非表示/違反報告)
メープルあんり\(//∇//)\ - ベルナデッタさんの作品すごく面白かったです( ^ω^ )更新と続編頑張ってくださいね^_^ (2019年1月13日 16時) (レス) id: 8693981d23 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ - (n*´ω`*n) (2018年12月27日 16時) (レス) id: afe0efa373 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - アカネさん» 応援ありがとうございます！ (2018年12月27日 14時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2018年12月11日 6時
