【イナアレ×東方】魔法使いとアレスの天秤【パート2】

魔法使いと天秤71 ページ24

〜スポーツショップ〜



みんな雷門中で練習している中私は昨日の練習でスパイクがダメになったため新しいのを買いにスポーツショップに来ていた



A「よし！無事に購入できたんだぜ！」



それにしても大会前の練習という大事な時に抜けるなんてみんなに悪いことしたな・・・



A「私も早く戻って練習しないと・・・ってあれは・・・王帝月ノ宮の西蔭政也か？」



私は西蔭政也の後を追った



〜外〜



A「ちょっと待ってくれ！」



西蔭「雷門の霧雨Aか。何の用だ？」



A「お前、野坂の親友だよな？」



西蔭「親友だと？バカな」



A「え？違うのか？」



西蔭「俺は野坂さんをお支えする立場だ。親友などではない。」



A「ふーん、まあそんな事はいいや。お前だってどうするか考えてるんじゃないのか？野坂の病気のこと」



西蔭「は？今なんて言った？」



A「だから野坂の病気ことだよ！病状はどうなんだよ？」



西蔭「お前、今野坂さんが病気だと言ったのか！？一体どういうことだ！？」



A「え、もしかして知らなかったのか？」



西蔭「・・・・・・・・・・・・。」



めっちゃ睨まれてるんだけど・・・



A「わかった、教えるから睨むのはやめてくれ」



A「・・・野坂は脳腫瘍と宣告されたらしい。もってあと１、２ヶ月だそうだ。」



西蔭「なっ・・・」



A「やっぱりお前でもあいつを止めることはできないのか？」



西蔭「・・・お前に話すことなどない。(スタスタスタ・・」



A「あ・・・行っちゃった・・・」



西蔭政也が野坂の病気を知らなかったとはな・・・



野坂はあの時なんで誰にも言ってなかった病気のことを私に話したんだろう・・・？



A「分からないものを考えても仕方ないな。今は準決勝に向けて集中しないと！」



私は急いで雷門に戻り、明日人達と必殺技の特訓をした



それから私達は試合の日まで合体技の練習をやったが一度も成功することはなかった・・・

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