祈り山の怪奇【２】 ページ20
A&ナツメ&アキノリ「「ええっ！？」」
トウマ「そんな・・・」
慌ててズボンのポケットを探るトウマ
トウマ「無い！」
アキノリ「マジか！？」
ナツメ「もしかして千堂レイに奪われたの？」
カイラ「奴は使われていたに過ぎない」
A「ということは千堂レイを裏で操っていた者がいるんですね？」
カイラ「ああ、あの女を操っていた者の名は・・・酒呑童子」
アキノリ「酒呑童子！？」
カイラ「酒呑童子とは、妖魔界においても最強クラスの力を誇る鬼族の妖怪。どうやら自らの存在を偽り、潜んでいるようだ。人間界のどこかに・・・」
A「酒呑童子はどうして自らの存在を偽ってまでフドウ雷鳴剣を？」
カイラ「強き力の元には、強き者が集うもの。酒呑童子は手に入れた力で妖魔界・・・そしてこの人間界にも牙を向くつもりなのかもしれない」
アキノリ「ええっ！？」
トウマ「僕のせいで・・・」
A「お兄ちゃん・・・」
カイラ「項垂れてる場合ではないぞ、月浪トウマ。お前自身が取り戻すのだ」
カイラ「お前こそ、フドウ雷鳴剣本来の所有者なのだからな」
ナツメ「でもどうやって？」
アキノリ「フドウ雷鳴剣が奪われたってことは不動明王もいないってことだからな〜」
A「今の私達ではフドウ雷鳴剣を取り戻すのは難しいね・・・」
カイラ「一つだけ手がある」
トウマ「何ですか！？」
カイラ「フドウ雷鳴剣とは、伝説の妖聖剣。そして、妖聖剣に対抗出来るのは妖聖剣のみ。新たなる妖聖剣を手に入れるのだ」
アキノリ「フドウ雷鳴剣の他にもあるんですか！？」
カイラ「妖聖剣は５本存在する」
ナツメ「ええっ！？」
アキノリ「５本も！？」
カイラ「一つはフドウ雷鳴剣。もう一つはナツメ達が戦ったアシュラ豪炎丸。残りの三つは今もその強大な力のあまり、知られざる場所に封印されている」
ナツメ「アシュラ豪炎丸？」
A「私達がここに来る前に戦ったあの妖怪が持っていた剣のことじゃない？」
アキノリ「あ！俺の事子豚呼ばわりしたアイツの剣か！？」
カイラ「そうだ。そして、新たにその所在が明らかになった妖聖剣がある」
四人「「えっ！？」」
カイラ「空駆ける鳳凰のごとき鋭さで全てを切り裂く妖聖剣、その名も・・・スザク蒼天斬」
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読んだ感想 - 作者はめっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ不細工でみんなから嫌われています。 (2022年8月5日 13時) (
レス) id: 2c09132fd3 (このIDを非表示/違反報告)
マギア - トウマの場合10万年に1人のシスコンだからな (2019年6月23日 11時) (レス) id: 3f6922f9ab (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - 花音さん» お久しぶりです！そう言って頂けて私も嬉しいです！続編が出来ましたので良かったら見てください！ (2019年4月6日 16時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - お久しぶりです(^∀^)
相変わらずﾄｳﾏ君とﾊﾙﾔ君のｷｬﾗ崩壊素敵です(*￣∇￣*)
続編楽しみに待ってます♪ (2019年4月6日 15時) (携帯から) (レス) id: c2a24ddc02 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - 月兎さん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂き嬉しいです！なるべく毎日更新出来るように頑張ります！ (2019年4月5日 16時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルナデッタ x他1人 | 作成日時：2019年3月16日 23時
