女神様の気紛れで騎士王に成り代わった私はイナズマイレブンの世界にトリップしたようだ【オリオンの刻印】パート2

第９１話 ページ44

明日人「どうして円堂さんはその事を？」



円堂「サッカー記者の人から聞いたんだ」



タツヤ「オリオンは身寄りのなくなった一星を助けた、だから一星はオリオンに逆らえなくなった、ということですか？」



明日人「それが本当なら俺達で何とかしてやれるんじゃないか？」



円堂「アイツが道を外れようとしているなら助けてやろうじゃないか！」



灰崎「待てよ！！可哀想な事情があったら何をやってもいいのかよ！！」



ヒロト「確かにそれだけで許しちまうのはな・・・」



明日人「それは・・・」



岩戸「待つでゴス！！」



岩戸「一星君には悪の組織に従わないといけない事情があるでゴス！！」



灰崎「どういう事だ？」



岩戸「実は一星君の弟の光君と文通していたでゴス」



岩戸「光という名前で字も綺麗で、つい最近まで女の子と勘違いしていたでゴスけど・・・」



万作「弟だと！？」



氷浦「しかも文通！？」



岩戸「円堂さんは一人ぼっちと言ってたでゴスが、実は一星君には弟がいるんでゴス！！俺、その事情を知ってしまったでゴス！！」



岩戸「一星君の弟の光君は重い病気にかかっているんでゴス！きっと一星君は光君を助けるために悪の組織の言いなりになっているんでゴス！！」



岩戸「それに一星君が怪しい奴と会っているのを見たでゴス！その時の一星君の表情は悲しそうだったでゴス・・・」



今まで奴は自分を偽って生きてきたということか・・・



岩戸「俺、思うんでゴス！一星君は大好きなサッカーを裏切っても弟の光君を助けたいと覚悟を決めていたんでゴス！！」



岩戸「本当は一星君は誰よりもサッカーが好きな人なんでゴス！！」

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