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「ぐす、ぐすっ……少し落ち着きました…」
「うんうん、よかったよかった」
泣き始めて数分後、彼らは兄弟たちに囲まれながら落ち着いて話をしてくれた。
俺はどんなに邪魔者扱いされても、どんなに酷いことをされても愛してもらうことを諦めることができなかった。
ただ頭を撫でてもらいたくて、すごいねって褒めてもらいたくて、俺たちを見ていなくてもいいから、嘘だらけの言葉だっていいから、一回でも主に愛されたかっただけなんだ。
だから一度誉を始めてもらった時に主の元に行ったんだ。
褒めてもらえる！と思って行ったんだ。
だけど主は俺のことなんて見向きもしなかった。なんも興味を持ってくれなかった。
「そう」とだけ言われただけだった。
それがとても寂しかった。
「俺、これからたくさん撫でてもらえるの、かな？」
包丁君は不安そうな顔で私に聞いてきた。
私はすぐさまもちろんだよと答える。
「何回でも何十回でも飽きられるくらいに褒めてあげる！」
「ほんと…？」
「うん、私嘘は言わないよ」
そうして包丁君の手を取り私の近くに引き寄せて、そのままキスをした。
びっくりした顔をしたけど自分の体の傷が治っていくのをみて
そしてそのまま私に抱きついて眠ってしまった。
いつ死ぬのかわからない中、休みもしっかり取れていなかったんだろう。
無褒美な寝顔にかかる横髪をどかして頬を撫でた。
すると博多君が包丁の気持ちわかるばいとつぶやいた。
「俺も褒められてみたかった。包丁と一緒でなんも反応はなかったたい、あん時はとってもこたえたばい。だけど…今の主やったら信用できる……そう思ったばい！」
「僕は、小さい子たちが傷つかなければ…任務でもなんでもしますよ」
「毛利はなんで拗ねているんだ…？ 何か言いたいんならはっきりと……」
「だ、だって」
口を酸っぱくしたような口で彼は言う。
小さい子に合法的にちゅーできるなんてずるいっ！！！と言われた。
あたりがポカン…となった。それは私思ってもみなかったことを言われて驚いてしまったのだ。
数秒後ことを飲み込んだ後に私は転げるくらいに笑った
「そんなに笑わなくても…！ここには小さい子達もいるっていうのに！！」
「あははは！合法ちゅーなんて今まで思ってもみなかったから…あはは」
「〜〜もう！格好がつかなくなったじゃないですか！主さんのせいですよ」
みんなで毛利君を宥めさせ、私は2人に触れるだけのキスをした。
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乃愛(プロフ) - それは心折れるね……辛いな…でもきっと夢主なら救ってくれるよ！安心してほしいな…更新お疲れ様です！ (2023年4月6日 21時) (
レス) @page42 id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
さら - おかえりなさい！！更新してくれて凄く嬉しいです！！このお話大好きなので、待ってました！！ありがとうございます！！続きも楽しみにしてます！！頑張って下さい！！ (2023年4月6日 1時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
小関蓮（女）(プロフ) - 乃愛さん» コメントありがとうございます！数年前から始めた小説ですが見つけて頂き、しかも一気に読んでいただいたこととても嬉しいです^ ^ ゆっくりになりますが頑張って小説投稿いたしますのでよろしくお願いします。主ちゃん褒めていただいて感無量！！ (2023年4月5日 21時) (レス) id: ec8ad34bcc (このIDを非表示/違反報告)
小関蓮（女）(プロフ) - テトさん» 1周年のお祝いありがとうござます!っと言いながら何年経ったのでしょうか…小説の更新が遅くなってしまって申し訳ないです。私の諸事情でログインできずに何億光年もの時が過ぎましたね。あの頃に書きたかったお話があるのでぼちぼち小説を投稿していこうと思います^ ^ (2023年4月5日 21時) (レス) id: ec8ad34bcc (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - コメント失礼します！面白くて一気に読んじゃいました！私逆ハー大好物なので嬉しいです！刀剣男士全員推しなので嬉しいです！私この小説がきっかけで刀剣乱舞始めました！更新頑張ってくださいね！夢主の性格めっちゃ好きです！この小説も大好きです！ (2023年4月5日 20時) (レス) id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるゆる | 作成日時：2018年1月4日 10時
