読んでてたまーに気になること

時間について ページ27

また夢小説とは直接関係ないことについて書いてみようかなと、思います。

まず夢小説には大きく分けて二つの形があると思います。
一つは原作に忠実に進んでいく小説。
もう一つは原作の世界観と出来事を借りて主人公が独自の動きをするタイプ。

前者のタイプではこの記事は基本何の役にも立たないので、後者を頭に置きながら読み進めていただけたらと思います。
(なお、ここからの説明はすべてフランス語とドイツ語の先生の受け売りです。自分の意見も書けよって？)


一口に言っても時間とはいろいろと意味すると思います。
例えば大きなくくりで言ったら季節。

季節は、赤道付近や南極北極の方(その他諸々の例外を除き)に行かない限り、４つに分かれています。

おおかた３ー５月の春。
春は寒くもなく、暑くもなく、大体は過ごしやすい気候で花が咲き始め、空がきれいなイメージがあると思います。(アレルギー持ちの人からしたら逆に最悪のイメージもありますけどね。)
出会いの季節、始まりの季節、そして生が始まる季節を彷彿させ、基本的にとてもポジティブな印象が強いです。
それは学校が始まる日本ではもちろん、キリスト教の教えが広まっているヨーロッパでも、イースター、キリストの復活祭があり、とても生き生きとしています。

そんな明るいイメージは夏でも然り。
日照時間が長い６ー８月は、その太陽からのエネルギー量からしてもとても力強いイメージがあると思います。(理系的表現で申し訳ない)
逆に日本の夏は暑すぎて死のイメージがなくも…ない、のですが、全体的にみると夏はまだポジティブなイメージが強いでしょう。(ほら、学生は夏休みもありますから！課題については一切触れません。。)

そして太陽の軌道がどんどん傾いていき、９−１１月、秋がやってきます。
読書の秋、食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋。
なにをするにもちょうどいい気候、暑すぎず、寒すぎず。
でもやはり短くなっていく昼を感じてさみしくなっていく季節です。たくさんおいしいもの食べて元気に過ごしたいですね。(発想が食いしん坊のそれなんだよなぁ)

最後に一番暗いイメージの冬。１２−２月。
雪が降ったり、木から葉が落ちたり、畑は空っぽ。どうしても終わりや、死の季節といった解釈をされてしまいがちです。
物理的な暗さはそのまま精神的な暗さにつながることもあり…どうしても鬱っぽくなってしまいがちです。
　
　

時間について２→←悪と善について

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す