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驚いて足がすくんでしまった。
反動でその場に尻もちをついてしまう。
HR「そんなんでいいの？一人でいる時に平気で背後取られちゃうし、大好きなジェヒョンオッパの訓練が台無しじゃん」
「あ、…」
HR「ふふ、今更だよ。まあまずは話そうよ」
ヒョリちゃんは武器を持っていない事を主張するかのように、両手を広げて見せた。
そしてしゃがみこんで、私の顔をじっと見る。
ほんとに信じていいのかな、
どう対応するのが正解？
たすけて、おっぱ、
HR「ごめんね〜4日とはいえ大好きなジェヒョンオッパを占領しちゃって。だいぶ堪えたんじゃない？」
「、べつに」
HR「はいはい強がらなくていいよ。おかげで隙だらけで助かった」
いつも通りの可愛い声だけど、表情がまるで別人だ。
嬉々とした口調と冷酷な表情にただただ背筋が凍る。
HR「さてここで！Aちゃんが助かる方法が1つだけあります。
Aちゃんの手で警備のお兄さんたちを全員処分してくれたら、今日は何もせずに引き下がります。従わなかった場合、Aちゃんは今ここで誰にも気付かれず死ぬことになります。
ほんっと馬鹿だよねえ、卑屈になってこんな人目のない場所に逃げ込むなんて。温室で育ち過ぎて危機感の欠片もないんじゃない？」
爪を見ながら淡々と話を続けるヒョリちゃん。
周囲を見ても助けが来るような状況じゃなかった。
HR「さっ。どうする？従う？」
「そんなこと…、できるわけない、」
HR「そう？所詮は従業員でしょ？自分の命を優先するべきだと思うけどねえ、」
そういうことなら、とヒョリちゃんはポケットから注射器を取り出した。
それが何を意味するのか、馬鹿な私でもすぐに理解できた。
恐怖で全身が震える。
それでも逃げなきゃ、と必死に少しずつ後退する。
HR「この状況で逃げれると思う？もうここまで来たら可愛いよAちゃん。だいじょーぶ、すぐに楽になれるよ」
ヒョリちゃんがにっこり笑って、私の手を掴んだと同時に、
そのヒョリちゃんの手に弾薬が撃ち込まれた。
HR「は…っ」
「きゃ、」
驚いて目を塞ぐと、頭上に影が出来るのが分かった。
それと同時に漂う大好きな香り。
JH「てめえの相手くらい温室からでも十分だわ」
いつものオッパとは全く違う口調だった。
恐る恐る目をあけると、手を抑えるヒョリちゃんと銃を構えるジェヒョンオッパが居た。
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みなみ - 読ませていただきました！続きが気になりました！ (1月28日 10時) (
レス) @page26 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
ぱらむ(プロフ) - バンビさん» ありがとうございます( ;∀;)いつもいつも更新が滞ってしまって申し訳ございません。気長にゆるく待っていただけると幸いです。 (2022年5月6日 18時) (レス) id: 51b9067a69 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ - 最高です！これからも読み続けます！更新待ってます！ (2021年12月10日 21時) (レス) @page16 id: 612f29e707 (このIDを非表示/違反報告)
ぱらむ(プロフ) - なつみさん» ありがとうございます(´；ω；`)理想を詰め込んでいます笑 コメントいただいてとても励みになりました！更新頑張ります〜！♡ (2021年11月4日 2時) (レス) id: 51b9067a69 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - 更新頑張ってください！ジェヒョンイケメンすぎてやばいです笑 (2021年11月3日 22時) (レス) id: d608ce1c22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱらむ
| 作成日時：2021年10月19日 2時
