何色の未来を描きますか？

15.fk ページ15

もうすぐ2018年も終わろうとしている




そして来年からは新メンバーが3人入る事が決まった






俺が守りたいと思うSnow Manは6人から9人へ増えた






康二、目黒、ラウール





3人も増えるのに俺は未だに変わらず相談できずにいた







これが良いきっかけだから全員に言ってしまおうか




いやここまで隠し倒せたなら3人増えても問題ないか






今日も自分の中で葛藤する






どっちが正解かなんてきっと誰にも分からない






何より自分が未だに分からないのだから






何年悩んでも答えが出る事はない






そしてまた、あべちゃんと2人でご飯に来た






阿「2人は意外と久しぶりじゃない？」




「そうだね」





阿「でまた、お悩み中ですかー？」






「そうなんだよねぇ」




阿「3人が入ってくるならみんなに行った方が良いのかなぁ」





図星過ぎて言い返せない




「さすがだねぇ」





阿「じゃあ3人には言わずに4人には言おうよ」





「まぁ、さすがに3人に言うのは今じゃないと思ってる。もともとある先輩のグループに入るのはすごいプレッシャーだと思うから」





阿「そうだよね！3人に負担をかけたくないんでしょ？」




「そう、すでに抱えてるものは大きいと思うからこれ以上は…」



阿「じゃあ、余計4人に言った方が良いと思うけどなぁ」




「…」





阿「俺を含めて5人も事情を知っていると助けやすいと思うしね」



確かにそうだよね




「あべちゃんはさぁ、め…」




阿「迷惑じゃないよ！何回も言ってるけどそれだけはない！寧ろ俺を頼ってくれて嬉しいし！」





「どこまでも優しいよね」





阿「そうかぁ？だから4人にも言ったら喜ぶと思うけどなぁ！」




そしてついにメンバーに話すことを決めた




正直、一生打ち明けないでおこうとも思ったけど



俺には頼れる仲間が沢山いる




人から頼ってもらう人になる為にも俺も頼ろうって思った



いや、目の前にいる人が思わせてくれたんだよね





これも、“助け合い”なんだろうね





いや、そんなことも思ってないのかな？



自然とやってるのかもしれない




でも、意識してなくても人を助けてるし助けてもらってる





少しは頼ることも大事かな？

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