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「じゃあ早速作戦会議しよ!!」


「LINEでいいじゃないですか」


「秘密会議したくない!?

したいよね!うん、したいよね!!」






……これは、多分聞いてはいけない。

せめて作戦だけは、聞いちゃダメだ。



耳を塞いで部室から離れるため踵を返した。







「太一来たら、おめでとでいいだろ」


瀬見さんの、バカでかい声と


「あとケーキも出しましょう!
ホールで!!」


工の、何故か盛大な提案と


「うん、いいじゃんそれで!

十五日に、太一が部室入ってきたらパーンってクラッカーぶっぱなして、みんなで『おめでと〜』って言うってことで!」


天童さんの、投げやりのまとめによって




俺のせめてもの気遣いが見事に砕け散った。



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作者名:座右の銘 | 作成日時:2017年4月15日 9時

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