[ジョジョ/パロディ的なの/若者組(生存)]白子って美味しいの? ページ37
※「惰性67パーセント」パロ的なの
「お腹すいたぁあぁ〜っ…」
Aはそう言ってゴロンと寝転がる。Aの家(とは言ってもアパートだが)に遊びに来ていた花京院とポルナレフは、寝転がったAをみた。A以外全員男。かつて旅をした仲間と言っても、生物学上男なのだ。少し無防備すぎやしないか?と花京院は思った。
「つうかよぉ、少しぐらいなにか食いモンねぇのかよ?キャンディーとかカップラーメンとか…」
「ざぁんぬぇん。ここ最近はコンビニ頼ってたのよ。あると言ったら飲みモンくらい」
少々煽ったような言い方にカチンときたポルナレフがなにか言おうとしたとき、ピンポーンとチャイムが鳴った。
「あ!!きた!?」と嬉しそうに玄関へ向かうAと、空腹のせいかポルナレフの怒る気力は無くなったのだった。
「やれやれ…自分の食生活くらい自分で管理しろ」
「そんなこと言いながら食材買ってきてくれる承太郎好き〜!」
ルンルン、とオノマトペがついていそうなAの気分は、承太郎が持っていた袋の中身を見て変わる。
「…あれ…こ、これだけ…??」
「別になに買ってこいとか言われてねえだろ」
承太郎の持っていた袋の中身は、ひとパックしか入ってなかった。残念がるAを他所に承太郎は「自分で買いにいくんだな」と言い、花京院とポルナレフのいるところへ向かうのだった。
承太郎が「それ(買ってきたもの)は揚げたほうがうまい」と言うので揚げ、皿に出してみんなで食べる。めんどくさかったけどおいしー、とAが呟いたとき、花京院が「これはなんという食べ物なんだ?」と問う。
「んーとね、たしか…しらこ…って読むのかな、なんかそういう食べ物」
「
周りが沈黙する。その沈黙を破ったのは、Aの「は?」という声だった。
「そ、それじゃあこれは…マタキン…で、ま、まさか、このパンパンに詰まったヤツはッ……!!!」
とたんにAの顔は青くなる。というか、承太郎以外全員青くなっている。
「承太郎…見損なったぜ…」「女の子にこんなもの食べさせるなんて…」「承太郎、キミはそういうシュミなのかい?」各々が罵倒する中、花京院だけは普通のように聞こえるのは気のせいだと願うAとポルナレフだった。
「まて、誤解がある」「どこがよっ!?」
その後は、空条博士によるマタキンの説明だったが、色々アウトなのでここでは執筆しない。
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執筆 2021 12/21
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作者名:モブ | 作成日時:2020年11月25日 18時