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続き ページ18

時間は飛び、夜になった。決してめんどくさくなったわけではない。
「…A…お前よぉ…今日俺にビッタリだな…」
 ホテルの部屋割りで、ポルナレフはAと一緒の部屋になった。
「……ちぇ、無視かよ」
 ポルナレフは口を尖らせた。すると、じーっとAがポルナレフを見つめた。
「…?お前今日変だぞ?熱でもあんのか?」
 ぐいっとポルナレフが顔を近づけた。彼はニヤニヤしていたから、悪戯感覚でやったのだろうがーー
「反則」
「???…痛ッ!?」
 Aは片手で顔を抑え、片手でポルナレフの額にデコピンをした。
 ガチャリ、と自分たちの部屋の鍵穴にキーを入れる。
「おおッ!!なかなか綺麗じゃねェか!」
 ポルナレフがすっ飛んで部屋の中に入った。彼は決してレディーファーストを知らないわけではない。
「A!!見ろよこのベッド!!でけぇぜ…って、何で鍵閉めんだ?」
 ポルナレフの疑問に答えず、Aは無言でポルナレフに近づく。
「どッどーしたんだよ…あっ、まさかレディーファーストしなかったこと怒って、る…」

もにゅ。もみもみ…

「……A………お前本当に…大丈夫か……っ?」
「いい?ポルナレフ。アンタの服装はもともと際どいの。主にトップス?が。それが女性の体になったんだから、さ。それにアンタは胸筋がでかい。この意味…わかるわね?」
 もみもみ、と普通の手つきで女性の体になったポルナレフの胸を揉むA。
「ッオイ、いい加減にしねーと…ん、承太郎呼ぶぞ…」
 頬を紅潮させ、震え声で言うポルナレフ。流石に承太郎を呼ばれるのは嫌なのか、ポルナレフの胸から手を離した。やっと解放された、とポルナレフは思った。

ちゅ

だが、そこをAのキスで不意をつかれた。
「なっ、なっ〜〜〜〜……!」
「…ごめん、でもさ」

「本来(男)のポルナレフのキスは奪ってないしさ、…嫌だったら、ティッシュで口拭いとけば」

 そういい、Aは部屋から出て行った。

「……ノーカンにはしねぇよ」
 ポルナレフは、ポツリと呟いた。

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作者名:モブ | 作成日時:2020年11月25日 18時

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