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Aとカリム中隊長が大聖堂に入るとこちらをバーンズ大隊長がちらりと見て口を開いた


バ「うむ全員揃ったかでは新人大会の説明を始めるぞ」



「私達が最後だったみたいですね」


カ「はぁ後で烈火にドヤされるぞこりゃ」


「なんかお疲れ様です」


カ「おまっ大体お前が寝坊するからだろ!」


「あ〜私他の新人さんの所に行ってきますではっ!」


そう言ってAはそそくさとカリム中隊長の元を去った



「ふ〜カリム中隊長って絶対裏で話が長いって言われてるタイプだよな〜」


そうAがボヤきながら歩いていると前の席の男三人が話しかけてきた


?「君もしかして噂の第三世代の女の子?」


?「ヒュ〜可愛いじゃん」


?「おいバーンズ大隊長が話してる最中だぞ!」



「あっ!もしかしてあなたが同期の人ですか?!」


ユ「そうそう君と同じ同期のユウマで〜す!よろしくね可愛い子ちゃん☆」


「あっはいお願いします( ˙-˙ )」


この瞬間Aは瞬時にユウマと言う男を面倒臭い枠に入れた


セ「俺は第2世代能力者のセイヤだよろしく頼む」


「こちらこそよろしくお願いします」


ユ「ちょっと〜俺の時と随分違うじゃんもしかしてセイヤタイプだった?笑」


「(スルー)あっ私の名前はA荒咲と申します」


ラ「ブッハ!ユウマおめぇ無視されてやんの!あっ俺の名前はライよろしくな〜噂の第三世代ちゃん」


「いやあのその噂の第三世代ってなんなんですかバーンズ大隊長も言ってましたけど」


少し不機嫌そうな顔でAがライに聞いた


ラ「えー?!もしかして知らないの自分のことなのに!」

少し煽り気味にライがAに言った


「ピキおまっまじでいい加減にしろよ」


ユ「あっもしかしてそっちが素?俺はいいと思うよ笑」


そしてライに便乗するようにユウマも煽ってきた


「アアン?」


セイ 「はぁお前らいい加減にしろそろそろ静かにしないと本当に怒られるぞ」


ユ「ゲッそれは勘弁」


ラ「まぁまた後で話そうぜ噂の第三世代ちゃん!」


「だからそれやめろっつてんだろ」


そうAがライに怒鳴ろうとした途端何故か大聖堂の空気が冷たくなった


カ「おいAそんなに同期とのお喋りは楽しいか?ア?」


Aは瞬時に今自分が置かれている状況を理解した


「いえバーンズ大隊長様のお話の方が百倍たのっンンためになります!!」


カ「そうかならいいんだなら」

「はっはい!」

その言葉にホッとすると

カ「次はねぇぞA」

「ウッス」


再び場の空気は冷えた

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作者名:Nibochi | 作成日時:2020年7月25日 22時

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