小悪魔はどっち ページ9
「美味しそうに食べますね」
『だって唐揚げにケーキだよ？』
「私は程々にしておきますけどね」
『待って、巳波くんも結構取ってきたね？！』
今はドラマの撮影の合間で監督の差し入れをみんなで食べていた。初めこそ大食いがバレるのが嫌でコソコソ食べていたがたくさん食べるのを知っている巳波くんはよく隣で私が食べるのを見ている。
「それよりもいいんですか？こんな端っこで1人で」
『だって女優が大食いってイメージ良くないじゃん、しかも1人じゃなくて巳波くんがいるもん」
「あら、可愛らしいことを言ってくれますね」
『だって私は可愛いもん』
「小悪魔ですね本当に」
悪い子と言うと私の頬を指で突っついてきた。
『でも巳波くんはこうゆう子は嫌いじゃないでしょ？』
「さぁ、どうでしょう」
『またそうやってはぐらかすんだから』
私がはぁとため息をつくと幸せが逃げますよと言いながら唐揚げを小さい口で食べ始めた。
『…私結婚できるのかな』
「突然どうしたんですか？」
『いや、なんか私のことを1番にしてくれる人っているのかな〜って最近考える』
「いないと思っているんですか？」
『まぁちょっと』
この業界にいるといろんな人がいた。私と仲良くなって陸にぃや環、一織とかを紹介してもらおうとする人、可愛いとだけで言い寄ってくる人。
それに九条にもこの業界は向いてないと散々言われてるのだ。
だから本当に私の事を知って好きになる人はいるのか悩んでしまうのだ。
「私はいると思いますよ」
『巳波くんは？』
「大胆なこと聞きますね」
『答えてくれないの？』
すると巳波くんは私の口に人差し指に当たると微笑みながら耳元に顔を寄せた
「こんなにアプローチしてたのに気づかないなんておバカさん」
『み、耳元でしゃべんないで！！』
「うふふ、それでは私はそろそろ監督の元へ行きますね」
『え？！行くの？！』
巳波くんのさっきの発言は自分で言わせたようなものだが、ドキドキしすぎて意味がわからず、思わず巳波くんの服の袖を引っ張った。
「そうです。そうやって私のことだけ考えて悩んでれば他のことは考えなくて済みますよ」
それだけ言うと巳波くんは本当に監督の元へ行った。
『流石抱かれたい男２位の実力…』
次の日に巳波くんに夜は私のことを考えて眠れたか聞かれたので眠れたよと返すと人たらしと言われて機嫌が悪くなった。
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むーんらいとでぃすこ - なつめみくさん» 七瀬が待ってますよ、、ありがとうございます！！ (2月3日 16時) (
レス) id: 0bd85d7a55 (このIDを非表示/違反報告)
むーんらいとでぃすこ - あまねさん» あわ！！！ありがとうございます！！！ (2月3日 16時) (レス) id: 0bd85d7a55 (このIDを非表示/違反報告)
なつめみく - 大丈夫大丈夫、、、三月、ちょっとだけ、ちょっとだけ七瀬家になってくるだけだから、、、、。 てんてんかわいいよぐへへへ (9月24日 19時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - ああああああああああすき！！、！ (9月2日 12時) (レス) @page17 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むーんらいとでぃすこ | 作成日時：2023年7月17日 0時
