デビュー作 ページ8
『はぁ…』
「そんな落ち込むことないよ、監督の言ってたこと僕でも分からなかったし」
『でも千さんはいつも褒められるじゃないですか』
「僕には才能があるからね」
今回の監督は芸能界でも有名な厳しい方でもちろん私もダメ出し多めでショックを受けています。帰りたい。
『やっぱりこんなど素人には無理なんですよ…』
「今日はいつになくネガティブだね」
こんな落ち込んじゃって可哀想と言いながら千さんは、隣に座ると監督を指差した
「あんなにAちゃんのこと注意するけど、本当はAちゃんをヒロインにって言ったのはあの人だよ」
『でもきっと失望しましたよ』
「してないよ、さっきもAちゃんならもっとできるからって無茶振りさせてるんだ」
悪い大人だよねと千さんは言うと私の頭にポンと手を乗っけた。
「だから悩まないでそのままの君を見せて」
『このまま？』
「そう、君の考えるヒロインってどんな人？」
『可愛いい中にも芯の強さがある女の子』
「じゃあ君はそのままで演じれば良い」
『私のままで？』
「変に飾ろうとするのがAちゃんの悪い癖だ。そのままでも充分魅力的なのに」
その瞬間、私が演じる上で必要なものが見えた気がした
『なんか…分かった気がします！』
「そうそう、その調子だよ」
千さんは良い子だねと言うとスタッフの方に呼ばれて行ってしまった。
『ありのままのわたしで…』
その後は、監督にも褒められて大ヒット間違いないと言われながらクランクアップした。
「あの子を起用して良かったよ」
「監督もよく言うよ、追い込んだくせにね」
「千くんもデビュー当時から演技の才能はあったけどAさんも素晴らしいよ」
「あの子はこれからもっともっと売れるね」
『千さん？…と監督？！いや、今から写真撮影なんですけどこれますか？』
「ありがとうAちゃん、ヒロインの隣は監督に譲ってあげる」
『え？！監督？！』
「あはは、Aさんの隣は千くんの方が絵になるよ」
「そうね」
『認めんのはや』
これが私の初ヒロインの作品になり、のちに私が有名になるきっかけの作品である。
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むーんらいとでぃすこ - なつめみくさん» 七瀬が待ってますよ、、ありがとうございます！！ (2月3日 16時) (
レス) id: 0bd85d7a55 (このIDを非表示/違反報告)
むーんらいとでぃすこ - あまねさん» あわ！！！ありがとうございます！！！ (2月3日 16時) (レス) id: 0bd85d7a55 (このIDを非表示/違反報告)
なつめみく - 大丈夫大丈夫、、、三月、ちょっとだけ、ちょっとだけ七瀬家になってくるだけだから、、、、。 てんてんかわいいよぐへへへ (9月24日 19時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - ああああああああああすき！！、！ (9月2日 12時) (レス) @page17 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むーんらいとでぃすこ | 作成日時：2023年7月17日 0時
