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『…巳波くん？』
「え？！巳波くん？！」
「どうしてここに？！」
「…」
私に覆い被さるようにいる巳波くんに驚くと先輩も驚いたようで急いでいつもの可愛くて優しい先輩の声と姿になった
「火傷してない巳波くん？」
「うちも手が滑って危なく巳波くんに火傷させちゃうところだった〜ごめんね！」
「てか巳波くん…」
巳波くんは先輩の話を無視して私の顔に少し跳ねたコーヒーをハンカチで拭きながらいつもの優しい顔ではない眉間に皺がよった顔をしていた
「謝るのが先でしょう？」
「あ、聞こえなかったかな？巳波くんごめんね！てかそれより巳波くんに話したい」
「私じゃなくてAさんに謝ってください」
『いいよ、巳波くん』
「良くないです。早く謝ってください」
『大丈夫だよ。私がドジだったから』
「そうそうAちゃんったら危ないんだから！気をつけてね！」
「てかそろそろうちら行くね！じゃあね巳波くん！」
先輩達は巳波くんに笑顔を見せた後に一瞬わたしに舌打ちをして睨むと即座にその場を去った
「お怪我はありませんか？」
『ないよ、大丈夫。巳波くんこそ服汚れちゃったよねごめん』
「服なんてこの上のカーディガンが汚れただけでなんともありませんよ』
巳波くんが優しく微笑んでそう言った
私は巳波くんの近くに転がったカップからウサギのマスコットを取ろうとすると巳波くんに腕を掴まれた
「それより、あんな言い方されてなぜ黙ってるんですか」
『だって…』
「あんなに言わっぱなしで私の方がイライラしました」
『巳波くん近くにいたの？』
「いや、少し前に女の人の怒鳴る声が聞こえてまさかAさんが言われてるとは思わずその場をさろうとしたんですが、Aさんの声が聞こえたので来たんです」
『聞こえてたのに私に言い返せって言ったの？』
「だってあなたがまったく悪くないじゃないですか」
『…しらないくせに』
「え？」
『私がどんな気持ちでいるかなんてみんなに好かれてる巳波くんには分かんないよ！』
「ちょ、、？！」
そこからはマネージャーからの電話があるまでずっとトイレに篭って耳を塞いでいた
芸能一家でもお偉いさんの娘でもなんでもない芸能界に繋がりなんてないただの女子高校生には同じ事務所の先輩に言い返すなんて無理じゃん
変に問題を起こさないで自分が一方的に言われてる方がいいに決まってるんだから
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むーんらいとでぃすこ - なつめみくさん» 七瀬が待ってますよ、、ありがとうございます！！ (2月3日 16時) (
レス) id: 0bd85d7a55 (このIDを非表示/違反報告)
むーんらいとでぃすこ - あまねさん» あわ！！！ありがとうございます！！！ (2月3日 16時) (レス) id: 0bd85d7a55 (このIDを非表示/違反報告)
なつめみく - 大丈夫大丈夫、、、三月、ちょっとだけ、ちょっとだけ七瀬家になってくるだけだから、、、、。 てんてんかわいいよぐへへへ (9月24日 19時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - ああああああああああすき！！、！ (9月2日 12時) (レス) @page17 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むーんらいとでぃすこ | 作成日時：2023年7月17日 0時
