もう1人のお兄ちゃん ページ3
「いいじゃん！明後日一緒にお茶でもしようよ」
『いや、予定があってごめんなさい』
なるべく穏便にと思い、やんわりと断り歩き出そうとすると今度は腕を掴んできた。しぶとすぎるぞ今回の相手
「一回だけ！Aちゃんともっとお話したくて！」
『本当に行けないんです！』
離してほしくても相手が強く腕を掴むので、痛くなり思わず痛いと声を上げると目の前に人影が現れた
「この子嫌がってますよ」
『て、九条さん？！』
天にぃが強めに言うと相手は一瞬睨む様な顔をしたが、瞬時に作り物のような笑顔になり、またねと去って行った
『２度と来るな！べっーだ！』
「…」
『天にぃ？』
「…腕痛くない？」
『天にぃそんな顔しないで大丈夫だよ』
相手に向かってあっかんべーをしていると、天にぃは私の腕を心配そうに見た
「むかしから変な人についてかないでって言ったのに」
『着いて行ってないよ、着いてきたのはあっち』
「じゃあ、あまり1人で行動しないで」
『いつもはマネージャーと一緒なんだよ？』
天にぃはあの頃とやっぱり何も変わっていなかった
『それに天にぃも来てくれたから今回はなんともない！』
「ボクが来なかったら危なかったのにこの子ったら」
またこんなことがあったら防犯ブザーを持たせると言うのでとりあえず、それはやめてくださいと伝えておいた
「おい、天どこに…ってAじゃんか！元気か？」
「どこに走ったのかと思ったらAちゃんのとこだったんだね」
『楽さん、十さん！お疲れ様です、すこぶる元気です』
「楽はすごく親戚のおじさんみたい」
楽さんと十さんは天にぃを迎えに来たらしくわたしに挨拶すると行くぞと声をかけていた
「じゃあね、七瀬Aさん」
『うん！九条さんも頑張ってください』
普通の兄妹みたいに気軽に名前を呼び合えないけど、優しく声をかけてくれる天にぃにいつも安心してしまう
『でも、天にぃともっとお話したいな…』
「あら？A？行くわよ！」
『あ！分かりました！』
切り替えてまたみんなの前で最強のアイドル七瀬陸と九条天の妹であることを誇りに笑顔と幸せを振り撒くの
『七瀬Aです！よろしくお願いします！』
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むーんらいとでぃすこ - なつめみくさん» 七瀬が待ってますよ、、ありがとうございます！！ (2月3日 16時) (
レス) id: 0bd85d7a55 (このIDを非表示/違反報告)
むーんらいとでぃすこ - あまねさん» あわ！！！ありがとうございます！！！ (2月3日 16時) (レス) id: 0bd85d7a55 (このIDを非表示/違反報告)
なつめみく - 大丈夫大丈夫、、、三月、ちょっとだけ、ちょっとだけ七瀬家になってくるだけだから、、、、。 てんてんかわいいよぐへへへ (9月24日 19時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - ああああああああああすき！！、！ (9月2日 12時) (レス) @page17 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むーんらいとでぃすこ | 作成日時：2023年7月17日 0時
