私たち結婚しました〜SUPERNOVAソンジェとの恋番外編2〜

10th ページ22

こちらのお話は昨年のこの時期に流れていたソンジェ君の噂を元にお話を作成しております。

最後にめでたしと言えるように仕上げてますが、噂を思い出したくない方は読まれないことをお勧めします。

大丈夫な方はこのままお進みください！


〜Sungje side〜


9月でデビュー10周年を迎える俺たち。

9月からのツアーと博に向けてみんなで準備をする日々が続く中、ユナギヒョンに別室に呼ばれた。


yh「ソンジェ、呼び出してごめんね。」

sj「ううん。 もしかして... あの噂のこと？」


そう、実は数ヶ月前から俺の噂が出回ってる。

それは、俺がAちゃんとは別の婚約者がいて、その婚約者は妊娠中だということ。

もちろんだけど、そんなのデタラメだし俺にはAちゃんしかいない。

ただ、タイミングの悪いことに、AちゃんはAちゃんで韓国の人気俳優とデキてるという噂が出回ってしまっているせいで、余計にファンは噂を信じちゃってるみたい。

もちろんAちゃんの噂もデタラメ。

ドラマで共演中というのと向こうが大手事務所というのもあって、大々的に否定ができないらしい。

俺とAちゃんのSNSには"信じてる"とコメントを寄せてくれる人もいるけど、噂を信じてる人からは"裏切り者"とか"ファン辞める"などのコメントが寄せられていて、俺もAちゃんもSNSの更新を控えている。


yh「ソンジェ、大丈夫？」

sj「迷惑かけてごめん。」

yh「そんなの気にしないで。 そういうのを仕組まれるほど、ソンジェが人気で注目されてるってことでしょ？(笑) Aさんはどう？」

sj「うん... 痩せたかな。」

yh「そっか...。」


AちゃんのSNSにもミルキーから批判コメントが来るみたいで、噂が出始めてからAちゃんは痩せた。

こういう時に、側で支えてあげられなくて本当に心苦しい。


yh「今日Aさんは？」

sj「休みって言ってたから家にいると思う。」

yh「そうなんだ。 じゃあ、ソンジェは帰る準備してきて。」

sj「えっ...？」

yh「ソンジェはもう練習しなくても完璧だから。 今日はAさんの側にいてあげて？」

sj「ヒョン...」

yh「ソンジェも心配なんでしょ？ こうやって帰してあげられるのも、もっとライブが近づいたらできなくなっちゃうから今のうちにね。」

sj「ヒョン... ありがとう。」


荷物をまとめて足早に家に帰る。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す