第84話 ページ43
「悠仁。半分私がやるね。東堂先輩は後にして、数を減らそう。」
虎杖「おう!!」
ダッ
彼女は走り出して、剣使いの女性、三輪霞の方へジャンプし刀をふった
すぐさま、三輪も刀を構えた
.
三輪「(シン・陰流 簡易領域。)
間合いにAが入りかけた時、
「!? 相殺。」【相殺】
ガッ
刀を地面に刺し、領域をはじき返した。そのまま足蹴りをくりだした
ズガガッ
三輪は、剣で受け止めたが、押し負けて押されてしまう
.
三輪「(なんて考えなの、領域だと瞬時に理解したというのか!?)」
「やっぱり、まだ駄目かっ!」二ヤッ
見たことない技に興奮を覚えてしまっているのだろうか、笑っている
着地した瞬間に刺さった刀を取り、すぐさま切りかかった
じゃきっ
.
真依「あんたに用はないのよ。」
斜め後ろの木の上から、銃口が向けられてきた
ドドドっ
.
肩と腹に当たった
【残念。お姉ちゃんじゃないよ】
真依/三輪「「!!?」」
肩と腹には穴が開いたが、そこは風穴となって蝶が舞う
さて、いつから入れ替わっているのだろうか。
「そんなの誰も、分からないよ。」
.
一方、同じ時刻。
ガチャガチャ
ジャッキ
悠仁の左側に回ってきたメカ丸と加茂が同時に光線と矢を放とうとしている
「悠仁っ!?」
虎杖「(あれっ。ホントにこいつら俺の事、殺す気じゃねぇ?)」
.
パァン
.
乾いた音が聞こえた。瞬きをする瞬間に、加茂と悠仁の位置が入れ替わっていた
こんなことを出来る技を虎杖兄妹は知らない。京都の皆も驚いていた。だがこれが出来る、相手はすぐ近くにいる
.
東堂「おい。」
ドゴォ
突然の圧迫するような殺意と力のある拳が加茂の背後から来た
東堂「言ったよな?邪魔をすれば殺すと。」
加茂「(今のが、虎杖。いや......東堂の術式か。) 違うな。お前は指図すれば殺すといった。」
東堂「同じことだ。帰れ。」
突き刺さる殺意に平然と対応する加茂は、そのまま立ち去る事を決めたようだ
メカ丸「退くようだナ。」
真依「ダサ。」
三輪「(良かったーーー!!)」
加茂「ちゃんと殺せよ。」
東堂「それは虎杖次第だ。なんせ俺は親友に手加減するような野暮な漢じゃないからな。」
彼は笑いながら、周りにまとう空気すら変わっていっている
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2021年1月8日 23時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
たぬたぬ - 最初は興味本位で読んで見ましたが,めちゃくちゃ面白かったです!!!更新楽しみにしているので頑張ってください!!! (2020年8月11日 10時) (レス) id: 82c66dad78 (このIDを非表示/違反報告)
ごぼちゃん - 長々と失礼しました。今までありがとうございます。とても楽しいひと時を味わえました。またどこかでお会いしましょう。 (2019年11月18日 21時) (レス) id: 747ba8fc95 (このIDを非表示/違反報告)
ごぼちゃん - 暖かい言葉をくれた皆様。お気に入り追加してくださった皆様、高評価押してくださった皆様、ありがとうございます。 皆様の記憶からこの作品が無くなっても、原作を読んだ時や思い出した時に、私の夢小説を思い出してくれるだけでうれしくなります。 (2019年11月18日 21時) (レス) id: 747ba8fc95 (このIDを非表示/違反報告)
ごぼちゃん - この作品を愛してくださった方々に申し訳ない気持ちで胸がつらくなります。わたくしと致しましてもなんとも悲しい結果でこの作品を終わらせる形となるのがとても悔しくおもいます。最後になりますが、この作品を通し読者の皆様に出会えたことがとても感謝しきれません。 (2019年11月18日 21時) (レス) id: 747ba8fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごぼちゃん | 作成日時:2019年4月24日 20時