ベリーオン！

△涙 ページ43

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淳太の出張は明後日からなのに、今日から泊まる！と言い張る大毅は流星の部屋に寝入ってしまった。




深夜の１時過ぎ
寝ていた頃に、電話が鳴り響いてディスプレイを確認すると淳太からだった




崇「もしもし……」


淳「濱ちゃん？ごめん寝てた？」


崇「いびきかいて寝とったわ……」



お陰で喉も乾いて声もガラガラ
淳太の声も大きく聞こえる。今仕事終わったんやろうな

夜遅くまでご苦労さん。と心の中でつぶやく



淳「大毅からメッセージ入っててさ…今日からそっち泊まるって。ごめんな？」



崇「んー…うちはいつでも平気やから…一週間出張なんやろ？」



淳「おん…誕生日丸かぶりやねん。照史の誕生日に帰ってくるわ」



崇「智がな、その日は皆で照史お祝いしたいって言っててん。たぶん皆で集まってるから、淳太も帰ってきたら直行してな〜」



淳「わかった。なるべく早く仕事終わらせるわ」




そこで電話は切れた。大毅の事心配なんやろうなきっと…



少しだけ目も覚めてきて、喉が相変わらずカラカラだから水を飲もうとキッチンに向かった





崇「あれ、流星やん。喉乾いたん？」


キッチンには流星がいて、水を飲み干してた



流「大毅隣で寝とって暑いねん…」


崇「あいつ汗かきやもんな〜」



昔から人一倍汗をようかく大毅
そんな大毅の隣で寝てる流星が寝苦しくて起きるって相当やな(笑)



流「そういえば大毅がな」


崇「うん？」


流「寝ながらほんの少しだけ涙流してた」


崇「そっか〜そっかそっか」




ほんまに、強がりやな

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