ベリーオン！

△欲しい物 ページ5

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望「なあ、今年のバーベキューはいつなん？」


今日の夕食は生姜焼き

流星は今日もバイトのため、俺と望２人分をちょうど盛り付けている時だった




崇「あ、そうや。忘れてた」


望「まだ決まってないん？来月のシフト希望出さなあかんねんけど」


崇「17日やって〜平気か？」


望「おっけー！」



そのままソファーに座り込んで腹減ったー！と叫ぶ大きな男

まだ高２のくせに、身長は俺も流星も気づいたら抜かされてた
中身はまだまだ子供だけど、見た目は大人びてて


バイト中よく大学生に間違われるって本人は切なそうに語ってた



大人っぽいってことちゃう？と慰めれば、それって逆に老けてるってことやん！と嘆いてた





崇「なあ、今年何欲しい？」


テーブルにできのいい生姜焼きを並べながら
今年の誕生日プレゼントのリクエストを聞いてみる


毎年交互に２人の欲しい物を聞いていて

今年は望に、流星も何が欲しいのかを聞いておく




望「そういえば、最近新しい靴がでてん！それが欲しい！」


オシャレな望は毎年服を欲しがる。
去年は流星に望の欲しい物を聞くと、好きなブランドのセーターが欲しい言うてたで〜って言われてびっくり

夏にセーター？どこに着ていくん？南極にでもいくん？なんて思うてしもうてんけど


あげたらすっごい喜んでくれて、去年の冬はよくそのセーターを着ているのを見た気がする




崇「靴なー了解。ムートン？」


望「なんでやねん(笑)スニーカー！」


崇「あのセーターとセットで着るんちゃうの？」


望「ちゃうわ！！」

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