検索窓
今日:81 hit、昨日:1 hit、合計:385,073 hit

△流れ星 ページ40

.



玄関からはガチャっと音が聞こえた



お部屋は真っ暗
クラッカーを鳴らすタイミングは、流星が電気をつけたら


さっきまで騒がしくしてた大毅と望は、静かにいまかいまかと待機しているように思えたけど


なんやクスクス笑ってて、今の状況が楽しいらしい



流「あれ、誰もいないっ、いった!!」


どうやら真っ暗闇に目が慣れてないみたいで、
何かに足をぶつけたらしく大げさに叫ぶ流星


そんな流星に、ついに2人は聞こえるくらいの笑い声を上げていてもう台無しやわ(笑)



流「なに、誰かおるん……?」


さすがに誰かいることに気付いた流星がパチっと電気をつけると



「「「誕生日おめでとーー!!!」」」



祝福の言葉とともに、三つのクラッカーが大きな音を立てて開いた

ってか大毅、流星との距離近すぎて流星の顔に当たっとるし!



流「大毅おったん?痛いんやけど…」


どうやらおでこに当たったらしく、赤くなってる部分を痛そうに抑える流星

けどすぐにニコッと笑ってありがとうと微笑んだ



望「大毅近いねん!目に入ったらどうすんねん!?」


大「流星がどんくさいねん!すぐ避ければいいだけやろ!」


望「どんくさい流星がそんなん出来るわけないやん!」


流「心配してんだか貶してたんだかどっちやねん(笑)」




騒ぎ立てる2人を余所に、流星にプレゼントを渡すと「今年はなんやろ〜」と嬉しそうに中身を開けた



流「ん?なんやいっぱい入ってる…?」


濱「流星ももう社会人やろ?立派な大人になってもらいたいと思ってオトナセット!」


大「なんややらしいやつか」


濱「ちゃうわ!ハンカチーフとか革靴とかその他諸々や」


望「んえ?!結構お高いブランドちゃう!?」



ブランドとかに詳しい望と流星は
ブランド名をみて目を見開いていた


そりゃ揃えるならちゃんとしたいの揃えたいやん!
我が子が大人の階段を登ろうとしとんねんから!



流「父ちゃんほんまありがとう!」



流星は嬉しそうにプレゼントを抱えてて、ほんまこれにしてよかった〜と思った

さすが望。今年も外れなかったな

△もうすぐ→←△飾り付け



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (225 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
600人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

麗華(プロフ) - キタ子さん» コメ返ありがとうございます!分かりました!ただただ私の要望にすぎないのであんまり気にしないでくださいね?お願いしますm(*_ _)m (2017年6月23日 18時) (レス) id: 96865ceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
キタ子(プロフ) - 麗華さん» はじめまして!コメントありがとうございます!今後についてはまだまだ未定ですが、いずれ主人公も出せたらと思ってます(^ ^)ですが、どの役どころなのかは決めておりません。お約束はできませんが、楽しみにしててくださると嬉しいです!今後もよろしくお願いします! (2017年6月23日 17時) (レス) id: fc05e11b07 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - お気に入り登録してます!もし良かったらの話ですが主人公を入れてほしいです。入れるとしたら流星の彼女がいいです。ただの要望なのでしなくてもいいのですがなんかもっともっと面白くなりそうだなと期待してる作品なので・・・これからも更新頑張ってください! (2017年6月23日 15時) (レス) id: 96865ceaa9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キタ子 | 作成日時:2017年6月22日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。