ベリーオン！

△アイス ページ36

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バーベキューから２週間たった日曜日


昼過ぎに、バイトから帰ってきた望はご機嫌だった



望「なあなあ！ケーキ貰った〜！」



そう。今日は望の誕生日。
バイト先からお祝いしてもらったらしく、すごく嬉しそう

どこでも甘えん坊キャラなようで、皆から可愛がってもらってるらしい。



よく、お菓子貰った〜！って言ってテーブルにお菓子を広げてるのを見て流星は、そんな食べたら太るで。と告げると口を尖らして少し拗ねてしまうのがいつもの流れやけど(笑)




崇「よかったやん。今日何食べたい？のんすけの好きなもんでええよ」



望「ハンバーグ！肉汁たっぷり！」



崇「肉汁たっぷりな……頑張る」



無理な注文を受けたあと、冷蔵庫を覗くとあいにくの空っぽ

そういえば最近買い物行ってない……



崇「望〜買い物行こうや」


望「え〜いやや〜疲れた〜！」


崇「アイス食べたない？」


望「行きます」


いますぐにでもソファーに横になろうとする望をアイスで釣って、２人で買い物に行くことにした。



車で10分のスーパーの中に、小さなアイス屋さんがあって。
昔はスーパー行く度にアイス食べたい！と駄々をこねられた。


最近は仕事帰りに寄ることが多かったから、アイスを買うこともなかったから。久々やった




望「この熱い中のアイス身に染みる〜！」


買い物を終えてから、アイスを美味しそうに食べる望の表情が昔と変わらなくて
なんだか昔に戻った気分になった

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