ベリーオン！

▲テスト ページ27

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崇「流星〜テストどうやった？」



流「はい、これ」



渡されたテストの点数は65点
うん、微妙ってやつやんな……



小学生の時からつまづいていたらダメだってよく言われて、っていうか淳太がよく言ってるから

来年は中学生の流星もこのままじゃアカンよな…ってよく思ってたけどなんせ俺が出来ひんやつやから上手く教えてあげることもできひんし…


それに流星は勉強よりも今はサッカーに一生懸命だっからまあいいのかな？なんて思ってしまったり




崇「望も〜！テストどうやった！」


望「はいこれ！！」



用紙には95点の数字と、目の前にはキラキラした顔の望
なんやその、褒めて！って顔(笑)



崇「ほんま、望は算数が得意なんやね」


望「周りの皆こんなに点数取れてなかってん！俺すごない！？」


崇「うんうん、すごいぞ望。よくやった！」



たくさん褒めてあげれば、ニマニマしながら部屋を歩き回るからほんまわかりやすいやつやな〜って





流「望の国語の点数62点やったで」


望のニマニマ顔が、一瞬にして真顔に変わった
流星はしてやったりな顔してるし…



望「いつも70点とるから！今回はたまたまやし！！」


流「社会はいつも68点とかやない？70点とれてないやん」


望「社会は皆できへんの！俺だけじゃないし！」



仲いいけど、こうやって争うこともあった２人
この時ははっきり言われんかったけど、70点もまあまあやからね？(笑)

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