# ページ7
黄さいど
どこを探しても
照史は見つからなかった。
メンバーに 先帰ってええよ。
そう言って何十分だっただろうか。
スタッフさんに聞いても
通りすがりの人に聞いても
だれも 分からない の一点張り。
…でも楽屋に荷物はある。
ケータイに連絡してみよう、
そう思い立ってがんばって連絡した。
でも
着信音がなったのは
楽屋にある照史の荷物の中からだった。
.
とりあえず楽屋のソファーで横になった。
疲れた。
撮影もそうやし、
歩き回って照史を探したのもある。
眠たくなってきた。
.
.
次に目が覚めたのは
楽屋の扉が開く音がしたからだった。
.
黄「あ……あき…と?」
橙「淳太くんっ!」
扉をゆっくり開けた照史は
俺がいることに気がつくと飛びついてきた。
橙「待っててくれたん?」
黄「まぁ…そんなとこかな」
橙「えへへ、嬉しいっありがとう淳太くん」
黄「どこ行ってたん?」
橙「スタッフさんと話しててん。そしたら長くなってもうて…」
首をかしげながら申し訳なさそうに
ゆったり笑う照史を見ると
なんだか
幸せな気分になれます。
黄「帰ろうか」
橙「うんっ!」
END
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作者名:緑のシルクハット | 作成日時:2018年1月15日 13時