検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:33,411 hit

また逢える日まで ページ19

「いってらっしゃい」


「いってきます!」









重岡と神山が出会って7日目

重岡が存在できる最後の日になった。








前日に重岡からのお願いで

『いつも通りの神ちゃんでいて』


そう伝えられ


その願いを叶えるため神山は

いつも通りに起き、朝食を食べて送った。









ひとり家に取り残された神山。



いつも通りならばもうひと眠りする所だが、

今日は違った。









寝癖をなおし、服を着替えて

外へ出かける準備をした。









「さて…久々に街中行きますか。」









神山はそう呟いて家を出た。









向かったのは街中のとあるアクセサリー店。


神山が何度か来たことがある店で

シンプルなものから、派手なものまで。









神山は指輪のコーナーで立ち止まり

時間をかけて悩んでいた。









「ドッペルゲンガーなら、指の太さも
おなじなんかな…?」







自分用と、重岡用。

同じ大きさでシンプルなデザインの指輪を2つ



かなりの時間を費やして購入した。









「……これでええのかなぁ」









少し不安を抱えつつも

買った指輪を握りしめて家に帰宅した。









その数分後、

重岡から連絡がきた。

#→←#



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
124人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:緑のシルクハット | 作成日時:2018年1月7日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。