畑の6月生まれ

Side Story （やふたな） ページ23

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だいちside







ともたかとの話が終わって

ちょっとここに居るとおじゃま虫になるから
買い物に行こうかなっと思って



ともたかがたなっちを呼びに行くのを見てた









すると上からようへいくんとたなっちが

2人で降りてきて




外へ出ていってしまった。









今からともたか、たなっちに告白……




そう思って玄関を見ると

ともたかが突っ立っていた。









「え、えっと…ともたか…」



と「たぶん、遅かったんですかね。」









そう言って振り返ったともたかは

泣いていた。









さすがの俺でも

もうあの2人は付き合うんだろうなと思った。



そんな雰囲気が出ていた。





たなっちが燃えているように見えたから

覚悟を決めていたんだ


そういう風にも見えた。









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「おいでともたか、」



と「………はいぃ」









ともたかがたなっちに告白するはずだった

さっきまで俺とともたかで話をしてた


部屋に逆戻り。









抱きしめてあげることしか出来なくて

何もしてやれない自分に腹が立った。








それと同時に

こんなにも悩んでいるともたかが可哀想に思えた。



おれだったら、



ともたかにこんな思いさせないのに。









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「ともたか、たなっちの事は忘れて

……俺にしな？」









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END
(その先は皆さんのご想像にお任せします)






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