畑の6月生まれ

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たなっちside







いつも通りの時間に起きて



いつも通り準備をして



いつもと同じような時間にHAPに行く。









こんな日々が俺にとっては日常で


HAPに行けばみんながいる。







俺の好きな人にもHAPに行けば会える。









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「…ぉはようございます」




と「あ、おはようたなっち」




「おぅ…」









昨日の徹夜が響いていて

少しだけ返事が雑になっちゃってた。




ごめんトマ坊。





でもまぁこれがいつも通りの俺だと思う。









HAPにはまだトマ坊しか来ていなくて


おれは少しだけ残った編集に集中する為に

編集部屋にこもった。









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『お、おはようともたか』




お「あ、おはようございますぅだいちくん」




だ「あれ、ともたかだけ？」




「俺もいますよー。」









イヤホンの音声の隙間から

だいちくんの声が聞こえて返事をしてあげた。









じゃないとだいちくん

他の人を探しに編集部屋入ってくるし、



もう少しだけ集中したかったから

声だけをリビングに返した。









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しばらくして

同時に2人、HAPに来た。








『おはようございますっ』



『やぁ諸君！おはよう！』









いつも通りねむそうなてつやと


今日は少しテンションの高いはじめさん、









「おはようございます、編集終わりましたよ」



は「あ、了解！後でみんなで確認しようか」



「はい、……ようへいくん遅刻ですかね」









静かな声で言ったつもりだったのに

俺の声を聞いてだいちくんが高いテンションで



『電話してみますか！？』

そう笑顔で言った。









……………早く、来て下さいよ。









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