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ともたかside






ようへいくんがだいちくんにドッキリを仕掛けてひと段落した後、


たなっちが編集し終えた動画をみんなで見て


撮影まで3時間くらい時間があいた。









お昼をみんなで食べるって話をしていて

そのあとに撮影に外に行くらしいです。








特に何もすることが無かったので

ソファーに座って携帯を見ていたら








たなっちが目の前に仁王立ちしていて


「どしたんたなっちぃ」



そう尋ねると









た「ちょっと、下行こ」





どこか不安げな顔で

一瞬だけ僕の目を見てそう呟いて先に階段を降りて行ってしまった。








ドッキリか、

もしくは本当に何かあったのか





少し怯えながら、





だけど たなっち と2人で話せる。



少しだけワクワクしながら階段をおりた。









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ゲーム部屋の壁に寄りかかって座っている

たなっちの目の前に机越しに座った。









「どうした〜?なんか、あったん?」



た「………トマ坊に言うのも違うとは思うんだけどさ、でも言わないと不安で怖くて…」



「……俺で良かったら聞くよ」









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た「俺さ、少し…前から、ようへいくんの事好きかもしれないんだよね。」









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「…………ほぅ。」




た「相談相手が欲しくて、でも
はじめさんはいつも忙しそうだからダメだし
だいちくんは…信じてくれるかわかんないし
てつやはまだ入って日が浅いから考え事増やすのも可哀想だし。
………ごめん、トマ坊。」




「謝んないでよ笑 大丈夫だよ
話してくれてありがとう、んーっと……
一緒に考える?」




た「…………うん、ありがとう」









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不安げなたなっちの顔が可愛くて


でもそんな人を放っておけなくって







自分が少しでも相手の支えになれれば…



そう思った。









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それから、






いつから好きなの


どこが好きなの


これからどうするつもりなの








とか、色々2人で話した。





若い頃の、学生時代に戻ったみたいで

楽しい気もした。




話していくうちにたなっちにも笑顔が戻ってきていて


僕も安心した。









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たなっち、その気持ち分かるよ




好きな人が



可愛くて

愛おしく見えて仕方ない。






僕も、そうだから。









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- ほんとに素敵な作品でした…!この作品を作ってくれてありがとございますほんとに…() (2020年4月12日 15時) (レス) id: 554553c422 (このIDを非表示/違反報告)
緑のシルクハット(プロフ) - あさん» とまたな可愛く書けていたでしょうか…そう言っていただけてありがたいです! (2020年4月12日 12時) (レス) id: 5fc797bee2 (このIDを非表示/違反報告)
緑のシルクハット(プロフ) - 名無しさん» こちらこそ!読んでいただいて感謝です!ありがとうございました! (2020年4月12日 12時) (レス) id: 5fc797bee2 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - あぁ、どっちのENDも素敵。この作品に出会えたことに感謝。作者様に感謝! (2020年4月12日 12時) (レス) id: 8dc41d6105 (このIDを非表示/違反報告)
- ほぁ…っ((え とまたな…やばい可愛い( '-' )なんか、読んでるこっちもドキドキしたりします、(( うわぁ…なんというか…最高です() (2020年4月12日 12時) (レス) id: 554553c422 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月28日 20時

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