バレンタイン 第5弾 青×紫 ページ23
「「真実はバレンタインに」」
今日はバレンタイン。
いつものように、学校に向かう。
残念ながら俺はイケメンでもないし
ブサイクでもない。
THE 普通って感じの人間でございます。
俺の出席番号は20番。
俺の次の番号21番の藤井流星は
めちゃくちゃイケメン。
学校内で1位2位を争うほどのイケメンで。
朝の下駄箱、チラッと1個下の箱をみると
ちょこ、カップケーキ、くっきーやら。
ピンクの袋に包まれたバレンタインらしい
物体が
あふれるほど入っていた。
「あちゃ〜なんやこれ…」
「…大変やな、モテるって。」
丁度同じタイミングで登校してきた藤井。
髪をくるくるさせて、
…まぁたぶん寝癖やろけどね。
まるで自慢するかのようにチョコやらをかばんに詰め込んでいた。
「モテるって、いややで。」
おれが下駄箱から去ろうとして、
突然後ろからそう聞こえた。
「なにが、…大変なん？」
「俺、好きな人がいても、その人は絶対にふりむいてくれへんねん。」
「…女子なんて、藤井の手にかかれば
一瞬で落とせるんとちゃう？」
「…いや、そういう事ちゃうねん。」
「モテるって大変、なんて、普通の男子からしたら憧れなんやで。」
これ以上話していると藤井をなぐりそうになったから、足早に下駄箱を立ち去った。
放課後、部活に入ってない俺は一目散に帰ろうと下駄箱に一番乗りに向かう。
「え…ちょこ？」
俺の下駄箱の中に
青色の箱に入ったチョコがあった。
箱に貼り付けてあった付箋には
『21番のモテ男より。本命やで。』
…そう書かれていた。
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ちこ - ニヤニヤが止まりません(*^_^*)可愛い小説をありがとうございました！ (2017年2月6日 2時) (携帯から) (
レス) id: bd2ce9b24a (このIDを非表示/違反報告)
緑のシルクハット - ちこさん» 返信遅れてすみません(汗)リクありがとうございます！ぜひぜひ書かせていただきますね！ (2017年2月3日 19時) (レス) id: f80811ec4e (このIDを非表示/違反報告)
ちこ - 初めまして、リクお願いします！紫×緑でメンバーに内緒で付き合ってたけど楽屋でイチャついてるのを見られて質問攻めされるのが見たいです！紫に｢この子は俺のやから｣って言ってほしいです！大丈夫でしょうか？ (2017年1月26日 0時) (レス) id: 590a50f763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑のシルクハット | 作成日時：2017年1月9日 20時
