WESTの短編集 Part3

“特別編” 節分 -2- ページ2

照史side



in 廊下




はい




桐山です




今 自動販売機で飲み物を買ったとこなんですけど…




A「照史く〜ん！」




Aがすごい勢いでこっちに走って来ました




照史「どうしたん？」




A「今日は何の日でしょう！」




照史「今日は確か 2月3日やから…あっ！節分！」




A「そう！やから はい！」




なんか お面差し出されましたけど…




照史「…あの…どういうことかな？Aちゃん？」




A「や か ら！鬼のお面を付けて 鬼役をやって欲しいんやって！」




照史「俺が？」




A「おん！」




豆当たったら痛いよな…




照史「あっ そういえば」




A「ん？」




照史「豆撒きって 年女とか年男しか効果ないんやって(嘘)」




A「え…？そうなん？」




あっ 信じた




A「でも 節分といえば豆まきやし…」




あっ まだしようとしてるからもう一押し




照史「A。噂なんやけど 鬼のお面を付けた人に豆を投げると その人が病気になるんやって(嘘)」




どうかな？




A「えっ…。ということは お面を付けたあっくんに豆を投げたとしたら あっくん 病気にかかっちゃうってこと？」




おっ 信じた




照史「まぁ そうやな」




A「…濱ちゃ〜ん」




照史「え…？まさかの濱ちゃん？」




濱ちゃんなら病気かかってもいいとか考えとるとか？




いや それはないよな！うん！




___________
さぁ 主人公ちゃんは何を考えているでしょう

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